【海外情報】FENZI 社：Glass Alliance Standards Centre を拡張

FENZI グループガラス業界向けの革新的な最先端技術サービス

ガラス加工用製品の業界をリードするFENZIグループは、Glass Alliance Standards Centreの革新的な方針を推進する専門チームと施設により、顧客サポート活動を強化しました。

FENZIグループは、製品認証の取得に必要な規格プロセスや試験を通じてパートナーを支援し、さまざまな国際仕様機関による規制要件を解釈し、ガラスと建築の世界でグローバルプレイヤーが直面する技術的問題を支援し解決する上で、常に重要な役割を担っています。イタリア本社を拠点としながらも、世界中のガラス関係者にサービスを提供している（各拠点の研究開発センターを通じて）Glass Alliance Standards Centerの主な目的は、グループのすべての研究活動と共に、ガラス加工メーカー、ガラス工場、建築ファサードの施工会社、建築家、デザイナー、認証手続きや複合プロジェクトに関わるすべてのパートナーの成長に寄与することです。

80年以上にわたるガラス業界の経験により、ガラスに適用される国際規格や技術に関する深い知識を蓄積し、特定の用途に最も適した素材を評価・選択するためにお客様が必要とする技術サポートを一貫して提供し、さらに主要な研究機関や認証機関に認められているという付加価値を提供しています。
Glass Alliance Standards Centre は、グループの研究所に、研究者、専門家、高度な専門知識を持つ化学者からなる国際的な横断的なチームを編成し、日々さまざまな試験を行い、認証機関や大学との強力なパートナーシップのネットワークによって、常に更新される製品規格とその用途をモニターする役割を担っています。

試験施設としての業務に加え、同センターは欧州規格や任意表示のための各種規約で求められていない追加試験を実施し、複層ガラス、合わせガラス、装飾ガラス、熱処理ガラスのメーカーに、義務付けられている認証（CEマーキング）の取得や認証完了、任意表示（CEKAL、BSI、RALなど）の取得支援、規制仕様やお客様の要望に基づく個々のニーズ（試験や手順）の評価など、非常に優れたサポート拠点としての機能を備えています。

研究所には最先端の機器が設置されており、複層ガラスの個々の部材や複層ガラスシステム全体に関する試験を実施することができます。化学的・物理的な試験から、ドアや窓、ファサードなど複層ガラスのエッジと相互作用する製品の適合性試験、さらには固定・可変の温度サイクル、大気中のさまざまな湿度への暴露、紫外線への暴露といった幅広い耐候性試験まで、その範囲は膨大です。

Glass Alliance Standards Center のコンサルタント業務は高度に専門化されています。UNI CEI EN ISO/IEC 17025認定を受けた研究・分析センターの責任者として板ガラス業界で何十年もの経験を有するEnnio Mognato氏のような専門家を含む、新しいジュニアおよびシニアプロフェッショナルの追加招集により強化されてきました。

FENZIグループは、イタリア（UNI）、欧州（CEN）、国際（ISO）の各規格ワーキンググループにおいて、より強力なサポートを提供し続ける方針です。そして、より重要なことは、世界のガラス業界の成長に貢献するために、自社のパートナーとより密接に連携していくことです。