【ガラス設備】Tecglass社：Camyapi社との新たなパートナーシップ

**Tecglass社デジタル印刷機 Vitro-Jet FS Type がCamyapi社工場で稼動中**

Camyapi社は1999年末にイスタンブール（トルコ共和国）に創業し、800平方メートルの敷地で12人の社員とともに建築用ガラスを加工生産してきました。創業後、ガラス業界の技術革新に伴い、定期的な投資を行ってきました。

2012年のDilovasi工場への投資により、トルコで初めてジャンボサイズ（6×3メートル）のガラスを加工できる施設となり、ヨーロッパでも屈指のガラス加工施設となりました。現在、売上高4,000万米ドル、従業員数約350名の企業として、Dilovasi工業地帯の敷地面積27,000平方メートルの工場と、İzmir Bergama工業地帯の新工場で製造を継続しており、このうち25,000平方メートルの敷地面積を持つ第１期工事（第１段階）は既に完了しています。

Izmir Bergama Investmentの第2段階（全４段階で構成される予定）の建設がすでに開始されています。すべての段階が完了すると、敷地面積10万平方メートルの世界最大級のガラス加工施設となる予定です。このような背景のもと、Camyapi社は、世界の主要なガラスメーカーと協力しながら、この分野におけるリーディングカンパニーを今後も目指していきます。

Camyapi 社は、産業用デジタル印刷ソリューションの世界的リーダーである Tecglass 社と提携し、最大 3,300 × 9,000 mmに対応する Vitro-Jet FS タイプのデジタル印刷ラインを新たに導入したことで、優れた品質要件で需要の高い市場をカバーすることができるようになり、今後もこのような活動を展開していきます。

副社長のUfuk Akülker氏と工場長のYüksel Arslan氏は、この新しいプリントシステムを社内で扱った経験や、Tecglass社との新しいパートナーシップが彼らの活動にとってどのような意味を持つかを話しています。

**Camyapi 工場に設置されたTecglass社製**
**9mデジタル印刷機「Vitro-Jet FS Type」**

「デジタル印刷は、ガラスの魅力を最大限に引き出し、新たな可能性を開くものであり、私たちのプロダクションにとって常に重要な役割を担っています」と、Ufuk Akülker 氏は述べています。

「そのため、最新のデジタル印刷機導入プロセスでは、できるだけ多くの意見を求め、市場を徹底的に調査した上で、最適なパートナー選びを行いました。Tecglass社のチームは、私たちの技術的な要求にすべて詳細に答え、技術の検証段階に入ってからも、スタッフのレスポンスタイムとコミュニケーションに優れた、素晴らしい努力を払ってくれました」。

「私たちにとって、品質、スピード、広い色彩域が重要な要素であり、これがTecglass社を選ぶ決め手となりました」。

「私たちが大規模なプロジェクトでの受注に大きな要因となったのは、Tecglass社のインクカラーでした。このインクカラーは他のサプライヤーでは出せないカラーでした。私たちはTecglass社の印刷機でプロジェクトを獲得することができ、以来、デジタルプリンター「Vitro-Jet FS type」を使用して生産に取り組んでいます」と述べています。

「さらに、この大規模プロジェクトは主にジャンボサイズで構成されているため、Tecglass社が提供する特許技術「SIDE KINETIX」を搭載した装置のスピードも重要なポイントでした。　このプロジェクトでは、お客様の製造期限を守るために必要なリードタイムに非常に優れた印刷品質を提供することができました」と述べています。

「つまり、私たちはこのデジタル印刷機の性能に十分満足しています。まさに期待通りです。私たちは、世界中の多くの高品質なプロジェクトに携わっており、最高の品質を提供することをお約束します。そして、間違いなく私たちは、Tecglass社という最適なビジネスパートナーを見つけることができたのです。」

Camyapi社の工場長であるYüksel Arslan氏も、「工程と最終製品の継続的な改善のためにTecglass社製デジタル印刷技術を取り入れるという決定において、不可欠な役割を果たしました。まず、印刷機の品質とスピードがとにかく素晴らしいです。大きなサイズのユニットでも、短時間で印刷を終えることができるので、他の工程をスムーズに進めることができます。品質に妥協することなく、スピードが速いというのは安心感がありますね」。

「生産とメンテナンスの観点からコメントすると、Tecglass社の技術チームに非常に満足しています。彼らのサポートチームは、私たちに疑問が生じたとき、すぐに行動を起こし、私たちのチームと議論を始め、本当に迅速応えてくれています。」と述べています。
「チャットグループのおかげで、写真やビデオを素早くやり取りしてサポートを受けることができますし、必要に応じてコンピュータに接続することもできます。　私たちの装置に解決すべき問題があるときこそ、私たちが求めているものであり、Tecglass社は間違いなく信頼できる迅速な顧客サービスを提供してくれています」と述べています。

Tecglass社ヨーロッパエリアマネージャーのGustavo Lázara氏と、トルコのTecglass社公式代理店であるFlat Glass International社のEsat Suvareirol氏は、このプロジェクトとCamyapi社との新しいパートナーシップの正式な締結に満足しており、ジャンボデジタルプリントソリューションにおけるTecglass社の地位をより一層確固たるものにできました。
Gustavo Lázara氏は、「このプロジェクトが最初から最後まで順調に進んだことに、本当に満足しています。私たちは、弊社の技術の能力や特徴に自信を持っていましたし、チームワークのおかげで、なぜ私たちが正しいパートナーであるのか、ということを純粋に技術的な理由でお客様にお伝えすることができました。代理店であるFlat Glass International社の協力のもと、私たちは本当に素晴らしい成果を上げることができました。その証として、私たちのデジタル技術が期待に応えているというお客様の声を実感しています。Ufuk Akülker氏のおっしゃる通り、まさに「期待通り」であり、私たちはこれ以上ないほど、お客様と手を携えてパートナーシップを築いていくことができました」と述べています。