【強化炉】Somec社とMappi社:メイド・イン・イタリーを掲げる2人の旗手

Somec社は、世界中の人々が「Made in Italy」と聞いてイメージする「斬新なアイデア、革新への情熱、デザインの美学」を体現した、常に完璧を追求する企業です。

1978年にトレヴィーゾで設立された同社の成長過程がその事実を証明しています。現在、同社は主に海外市場をターゲットとしており、ボストンから上海に至るまで、権威ある客先からの注文を受けています。世界中を航行する大型クルーズ船の共有エリアやケータリングエリア用の窓と付属品を製造し、特に米国ではファサードと外部付属品の設計と工事をコアビジネスとしています。

このような道のりを辿ってきたSomec社は、目的とアプローチを共有するパートナーとしてMappi社と出会いました。強化炉の設計と製造において世界的リーダーの1つであるMappi社の成長過程は、卓越性の追求、業界のベンチマークを超えたいという願望、Siemens社の様な志を同じくするパートナーとの協業を経てきており、Somec社の様な業界のリーダーと同様の志やアプローチを備えていました。

Mappi社とSomec社が出会うきっかけとなったのは、Mappi社の製品ラインナップの目玉であるATS 4.0強化炉でした。この設備は、ガラス業界の全ての主要企業から、質の良い強化ガラスを安定供給できるとの評価を数多く得ています。使いやすさ、管理とメンテナンスの簡素化、絶対的な信頼性、非常に低いエネルギー消費、MindSphereおよび全てのSiemens社製管理アプリケーションとの完全な互換性により、Industry 4.0を未来のものとしてだけではなく、既に現在のものとして捉えている人々にとって完璧なソリューションとなります。

今回新しく導入された強化炉はATS 4.0(2,500×5,000)です。これは、全ての新世代Mappi社製強化炉と同様に、GHBS Xtreme Profileエココンベクションシステムを備えています。炉の性能を高め、強化ガラスの品質と生産量を大幅に向上させるシステムです。 適切なサイズと汎用性のおかげで、この炉は、San Vendemiano市にある本社から送られてくるする素板ガラスの強化に特に適しており、大型クルーズ船の艤装に適しています。実際にSomec社は、これらの船舶に、世界中の海で日光を反射し和らげる理想的な、巨大で完璧に平坦な美しいガラスを供給しています。まるで水に浮かぶ高層ビルの様な装いを実現するこれらの高品質ガラスが存在することを、我々はつい当然のように感じてしまいますが、それも無理はありません。同じ志を持つ2つの会社が、彼らの技術や知見を組み合わせてMade in Italyというブランドにかかる全ての期待に絶え間なく答え続けているのですから。


今回のメーカー
以下画像をクリックしていただくとメーカーのウェブサイトにアクセスできます

イタリア・MAPPI社

今回の製品
以下画像をクリックしていただくと弊社ウェブサイトの製品紹介ページにアクセスできます

ATS4.0 eco Convection エコファーネス ​ガラス強化炉装置

本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中