【ガラス設備】FOREL社:Glasstec 2022 – オートメーション、イノベーション、ベストセラーの展示(前編)

Forel社は1980年代から途切れることなくGlasstecに出展し続けています。
40年以上の歴史の中で様々なことが変化してきましたが、一貫して変わらないのは、Forel社が板ガラス産業における最新のイノベーションとオートメーション(自動化)の展示に取り組み続けてきたということです。

中止を余儀なくされた2020年の後ようやく開催となる、ガラス業界にとって最も重要なイベント「Glasstec 2022」(ドイツ・デュッセルドルフ、2022年9月20日~23日)に向け、Forel社からは次のような告知がされています。「2022年は国際ガラス年であることから、Forel社ではこれまで以上に広い展示スペースを確保し、新しいデザインとレイアウトのブースで出展することにしました。その目的は、来場者への体験型展示を充実させることで、このイベントの「目玉となる展示」の1つとして、革新的なソリューションや、複層ガラスの製造、在庫・保管システム、縦型加工用途のベストセラー設備と組み合わされた次世代オートメーションを紹介することにあります。」

統合物流を実現した複層ガラスライン
Glasstec 2022では、Forel社のオートメーション製品群の最新製品であるサーモプラスチック製スペーサー(TPS)対応の全自動複層ガラス製造ライン「High Tech」が実演展示されます。インダストリー4.0に準拠して開発されたこの製造ラインは、1台のワークステーションで管理でき、高い生産性、精度、品質を達成しつつ、さらに自動化によって省人化を図ることができます。

この複層ガラス製造ラインでは、Forel社製Art.SSソーティングシステムから自動的にガラスが投入されます。Art.SSソーティングシステムは、生産工程における板ガラス管理のためのガラスの在庫・保管システムであり、生産管理ソフトウェアとプログラミングによってガラスの入出を自動化することが可能です。Glasstecで初めて展示されて以来、このソーティングシステムは、ボトルネック工程やシーケンス・制御エラーが改善され、生産性、工程管理、安全、品質といった点が向上し明確な優位性を備えた製品となっています。

そして、このForel社の複層ガラス製造ライン「High Tech」の中核をなすのは、新しいArt.TAサーモプラスチックアプリケーターです。TAサーモプラスチックアプリケーターは、使いやすさと安定した連続生産のために設計・開発されており、サーモプラスチックススペーサー(TPS)を完璧かつ正確に押し出し、塗布します。この制御ソフトウェアには、種々の複層ガラスユニットの一般的な生産条件に対応したプログラムが初期搭載されています。インターフェースはユーザーフレンドリーで、理解しやすく、直感的な使用感となっています。アプリケーター(塗布機)の自動化は高い生産性のキーポイントであり、PCから直接作業パラメータを変更することにより、空気層の厚み、コーナー部のR、サーモプラスチックの粘度などを自動的に変更するオプションが用意されています。

サーモプラスチックスペーサー(TPS)は、アプリケーションヘッドに供給される2つの精密アキュムレーターからなるタンデムポンプユニットによって、システム内から連続的に供給されます。この構成は、サーモプラスチック材料の補充時に特に有効で、材料ドラムの交換をノンストップで行うことができ、それに伴う生産の損失がありません。サーモプラスチックスペーサー(TPS)の特性上、その温度は押出工程中、自動的に監視・制御されています。

また、この製造ラインには革新的な機能が次々と追加されています。その中でも、Forel社ではArt.APカップリングプレスに特に注力しています。従来のリジッドタイプスペーサー(例えば、アルミスペーサーなど)とサーモプラスチックスペーサー(TPS)の両方で複層ガラスを生産できるようにするような専用オプションをAPカップリングプレスに付随させることができます。

様々なスペーサーで構成される複層ガラスユニットを製造するため、複層ガラス製造ラインの最終工程では、Art.SRシーリングロボットによる2次シール塗布作業が通常行われています。しかし、この「High Tech」ラインでは、さらに2次シール塗布工程後にArt.GU自動取り出し装置が最終工程として設けられます。シールされた複層ガラスは、特殊な垂直吸着テーブルによって搬送され、生産ライン前で待機しているトロリー台車に丁寧に積み込まれます。このシステムは、次の複層ガラスユニットを前のユニット上に正確に重ねて配置することを可能にし、破損の危険性を排除します。トロリー台車へ完全に積み込まれると、台車を回転機能により反転させることができ、荷降ろし作業を容易に行えます。Art. GU自動取り出し装置は、リジッドタイプスペーサーとサーモプラスチックスペーサーの両方を安全に取り出し・保管することができる唯一のシステムとしてGlasstecに出展されます。

Forel社は、従来のリジッドタイプスペーサーでの複層ガラス製造に使用される装置であるスペーサーベンダーArt. PB、乾燥剤充填機Art. DF、及びブチル塗布機Art. MBも出展します。スペーサーベンダーは、プラスチック製のウォームエッジスペーサーを曲げるための技術においても改良されており、特許取得済みのスマートアーム技術により完璧な90°コーナーを提供します。


TGM wayでは、今後も当社取扱い商材やメーカーに限らず、海外の展示会や業界情報、建築に関する情報など、多様な記事をアップしていく予定です。

※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています
※情報出展元:glassonline.com 2022年7月12日掲載「Forel: Glasstec 2022 – automation, innovation and best sellers」


<今回のメーカー>
以下画像をクリックしていただくとメーカーのウェブサイトにアクセスできます

イタリア FOREL社

本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

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