【海外情報】欧州板ガラス協会が欧州におけるガラス製品の持続可能性化に向けた規格整備を開始

持続可能なビジネスモデルの推進と、建築環境の構築は、欧州板ガラス協会の2050年に向けた構想の一部です。

上記は、現代都市における環境配慮型ビルの一例です。葉をつけた緑の木の枝や、熱や二酸化炭素を抑制するサステナブルなガラスの建物は、緑の環境とオフィスビルの共存を実現します。

欧州板ガラス協会の委員会は、持続可能な製品を欧州の標準とすることを目指した新しい提案を発表しました。この提案の主な目的は、「欧州市場に流通する全ての製品が、ライフサイクル全体を通じて、より環境に優しく、再生可能で、エネルギー効率の高い」ものにすることと、述べています。

提案の内容

持続可能な製品を実現するためのエコデザインに関する規則で、現行のエコデザインに関する規制と同じアプローチをとりつつ、適用範囲をさらに拡大しています。エネルギー効率、循環型社会、環境と気候への影響を世界的に抑制するため製品単位での要求事項を設定することを目的としています。また、2022年から2024年までにエコデザインおよびエネルギー表示を刷新していく取り組みも計画されています。

今回の一連の提案は、建築資材の欧州市場拡大、および2050年の気候目標に向けた建築環境の持続可能性の向上を目的としたものです。この点で、長年待ち望まれていた建築資材規制(CPR)の改訂は、重要な役割を果たすことになると欧州委員会は見ています。新CPRにより、建築資材の環境性能・気候性能を評価・報告するための整合性のある枠組みを構築されることが期待されています。

エコフレンドリーへの転換期における昨今において、消費者に情報提供を行い、グリーンウォッシュ(エコフレンドリーを謳っていながら、実際は環境保護に貢献していない製品)から保護するための新しい規則に関する提案も行われています。

また、エコフレンドリーなビジネスモデルを推進し、より持続可能な建築環境を構築することも、2050年に向けた欧州板ガラス協会のビジョンの一環として位置付けられています。建築用ガラスと複層ガラス製品は、建築物にもたらすあらゆる特性、リサイクル性、総合的な環境性能により、持続可能な建築物に欠かせない存在となっています。

そのため、欧州板ガラス協会は委員会の新たな提案を詳細に分析し、細部にわたって持続可能性に関する目標を効果的にサポートすることを目指しています。欧州板ガラス協会は、複層ガラスのリサイクル性を高め、新しい板ガラス製品に効果的に再生するための新たな枠組みを作るべく力を尽くしていくと表明しています。 


TGM wayではこれまでもイギリスの断熱基準の規制厳格化や、SDGsを実現している海外建築を多数紹介してきましたが、欧州では業界全体がエコフレンドリーへのさらに舵を切っています。今後も欧州の業界トレンドについて、レポートしていきますので、是非ご確認ください。

※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています

※情報出展元:glassonline.com 2022年4月4日掲載「Glass for Europe: making sustainable products the norm in the EU」


本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

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