【ガラス設備】ARTIGIANVETRO社:FORELのソーティングシステムは私たちの仕事に革新をもたらした

左から:Nicola氏、Graziano氏、Daniele Marcantonelli氏

ARTIGIANVETRO社は、1985年にGraziano Marcantonelli氏によって設立された、サン・セヴェリーノ・マルケ州(イタリア)を拠点とする会社です。20歳の二人のガラス職人、1 台のバン、120平方メートルのスペース、そして多くの熱意と情熱、これらの要素が、会社設立のきっかけとなり、今日では、ビル用、住宅用、商業用、インテリア用の高品質なガラス製品を生産しており、イタリアのガラス業界でよく知られた存在となっています。

ARTIGIANVETRO社は、設立当初からに至るまで、会社規模の拡大に合わせて何度か生産拠点のロケーションを変更してきました。現在の拠点は4,000平方メートルの敷地を持ち、最新型の太陽光発電パネルによる自家発電システムを備え、時代に即した省エネのコンセプトに基づいて建築されました。創業者のGraziano氏、弟のDaniele氏、その妻のPatrizia氏、二人の息子のNicola氏と娘のNoemi氏がマネージメントを担っており、現在では約20名の従業員がMarcantonelli家の一員として働いています。

ARTIGIANVETRO本社と生産工場

Graziano Marcantonelli氏はこう述べています。
「ARTIGIANVETRO社は、情熱と献身をもって一歩ずつ成長してきました。FOREL社との協業は、1997年に最初の複層ガラス生産ラインを導入したときに始まりました。設備のパフォーマンスや最終製品が示す品質は優秀で、さらにFOREL社との間に築かれた信頼関係により、その後の新たな投資の際には、必然的にFOREL社を選択するようになりました。」

「現在、私たちはFOREL社製縦型自動コバ加工機EMと糸面取り機EGも使用しており、これらは複層ガラス生産ラインにガラスを供給しています。最近導入した複層ガラス生産ラインでは、注文に応じて従来型のリジッドタイプスペーサーとフレキシブルスペーサーを任意で選択して、複層ガラスを生産する事が可能です。」

「さらに、私たちは、現代のガラス加工メーカーにとっての長年の課題である、ガラスの在庫管理や取り回しに対しても、根本的な改善を実施したいと考えていました。そこで一年前に、市場に出回っている様々な選択肢を比較検討した結果、安定した性能と圧倒的な効率を考慮し、FOREL社のソーティングシステムを選択する事を決定し、導入に至りました。

「システム導入の効果は想像以上で、日常業務にまさに革新をもたらしました。ガラス板の管理を完全自動化することで、オペレーターの作業を簡略化し、生産性を高めるだけでなく、作業上の安全性を大きく改善する事も出来ました。」

Artigianvetro社工場のFOREL社製糸面取り機

「現在、ARTIGIANVETRO社の工程フローは、切断ラインから始まり、並行して設置された二つの加工ライン(EM・EG)へとガラスが送られます。2・3年前までは、複層ガラスを生産する際には、注文に応じてオペレーターが都度適切なガラスを探して、各ラインへの投入を行う必要がありました。しかし、今ではこれらの作業も自動化されています。加工ラインの入口コンベアには、ガラス板の自動認識システムが設置されており、長さ、高さ、厚さ、Low-E膜の有無や種類を測定しています。これにより、ソフトウェアがそのガラス板が属するジョブオーダーを認識し、固有のIDを割り当てます。」

「正確なIDを登録されたガラス板は、コバ磨き機や糸面取り加工にかけられ、洗浄されてソーティングシステムに到着します。ソーティングシステムは、三つのシャトルと多数のハープラック型保管ユニットで構成されています。システムは自動でガラス板の到着順を把握し、それらをピックアップして保管ユニットに配置します。その後、生産ジョブに従って、システムは複層ガラスのラインに必要なガラスを保管ユニットから供給します。」


ART. SSソーティングシステムと場内の様子

ARTIGIANVETRO社の二代目であるNicola Marcantonelli氏は、幼少期の多くの時間をガラス加工場で過ごしました。ソーティングシステムへの投資がもたらした変化は何だったのか、彼にも話を伺いました。

「自動のガラス認識システムを備えたソーティングシステムを導入したことで、全てが変わりました。以前は、複層ガラスを作る順番を考えながら、ガラスを切断して仕分けする必要がありました。切断、切断後にガラスを保管するラック管理、複層ラインへの移動、前処理、複層ラインへの投入といった一連の流れを全てマニュアルで事前に計画する事が必要だったので、多大な負担となっていました。」

「現在では、ガラスを切断して二つのラインのうち一つに投入するだけで、後はシステムが認識し処理してくれます。これは本当に劇的な変化です。生産速度、オペレーターの安全性、製品の品質が向上したことは言うまでもなく、現在のシステムは、不測の事態に対してもシステム上で対応する事が可能です。例えば、何らかの理由で、ある注文分のガラスの一枚が準備出来ていなかったとして、ソーティングシステム上でその注文を延期し、注文の一部である準備出来ているガラスを保管ユニットに入れ、別の注文を進めることができます。その後改めて延期した注文分の生産を行う際は、システムが一時保管したガラス位置を記憶しているため、自動でガラスが選択されます。このように、以前とは比べ物にならない柔軟な管理が最小限の手間で可能となりました。」

最後に、Graziano氏はこう締めくくりました。

「現在当社で使用しているシステムの殆どがFOREL社製ですが、これは全て1つの複層ラインから始まりました。プレス機の後には、シーリングロボットも導入するなど、少しずつ段階的な投資を続けてきた結果です。この間、私たちはFOREL社に全幅の信頼を置いてきました。彼らのシステムは約束通りに動作し、運用中に発生した問題を解決するためのFOREL社のサービスも確実に機能しています。サポートはFOREL社のもう一つの強みと言えます。私たちは安心して、FOREL社が信頼に足るメーカーであると断言できます。」


<今回のメーカー>
以下画像をクリックしていただくとメーカーのウェブサイトにアクセスできます


本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中