
Vitro Architectural Glass社は、Vitro X™ イノベーション・パートナーシップの立ち上げを発表しました。これは、ガラス業界における既存および将来の課題に対する発想豊かなソリューションの発見と開発に焦点を当てた新しい戦略的パートナーシップ・プログラムです。同時に、Vitro社は、このプログラムを通じて、高度なドローンアプリケーションに特化した新たなテクノロジー企業であるAERAS社との最初のパートナーシップを発表しています。
イノベーションのための活動として、Vitro X™ イノベーション・パートナーシップ・プログラムでは、Vitro社は初期投資として未来志向の企業と協力し、ビルオーナーや住宅所有者への新しい機能性やサービスなど、画期的なアイデアを図面から生産ライン、設置、メンテナンス、その先までサポートし、その活動を支援することを目的としています。
Vitro X™ イノベーション・パートナーシップを通じて、Vitro社は、ガラス産業の未来に影響を与える可能性を秘めた革新的な技術を開発している成長企業の厳選されたグループと提携しています。Vitro社とそのパートナーは、ガラス表面の強化や保護、外装ガラスのメンテナンスの必要性の低減、さらには屋外の会場をより快適にするための新しい製品やサービスを市場に投入していきます。
「Vitro X™ イノベーション・パートナーシップにより、Vitro社は、革新的で従来とは異なるアプローチで、ガラスに何らかの影響を与える力を持つ先進的な企業と実践的なパートナーとなることができます」と、Vitro Architectural Glass社マーケティング&イノベーション担当副社長のMartin Bracamonte氏は述べています。
Vitro X™ イノベーション・パートナーシップ・プログラムを通じて発表される最初のパートナーシップは、従来の業務用の窓やガラスファサードの洗浄に代わる機能を持つ先進的なドローンを運用し、ビルオーナー/オペレーターと施設管理者の両方をサポートするAERAS社です。
米国ピッツバーグに本社を置くAERAS社は、世界で唯一の充電式静電散布システムを搭載したドローンの開発など、革新的な研究によりドローン技術の水準向上に挑戦しています。また、AERAS社は、米国連邦航空局(FAA)の認定を受け、野外イベント会場などの大規模な集会場において、COVID-19などのウイルス感染に対する除染サービスをドローンで提供する米国初の企業であり、大規模除染の新しいスタンダードを創出しています。
Vitro X™ イノベーション・パートナーシップを通じて提供されるさらなる開発支援とマーケティングサービスにより、AERAS社の製品が従来の業務用窓洗浄の代替としても機能し、空中洗浄技術を用いた太陽エネルギー分野のサービスに使用される可能性もあります。

※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています
※情報出展元:2023年3月23日 のhttps://www.glassonline.com/vitro-launches-vitro-x-innovation-partnerships-program/に掲載
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