【海外情報】ガラスメーカー及びステークホルダーが2022年国連国際ガラス年を記念して

国際連合は2022年を「国際ガラス年」と定め、初めて人工素材が国際年に選ばれ世界的に注目されることになりました。2022年11月16日、Glass Alliance Europe(グラス・アライアンス・ヨーロッパ)は、Representation of the Free State of Bavaria to the European Union in Brussels(在ブリュッセル・バイエルン自由州欧州連合代表部)にて、政策立案者や関係者を集め国際ガラス年を記念するイベントを開催しました。

冒頭、欧州委員会 域内市場・産業・起業・中小企業総局(DG GROW)副局長のMaive Rute氏は次のように祝辞を述べました。「ガラスは、素材として重要な役割を果たすことができ、我々のエコロジーおよびデジタル化を可能にし、長期的な持続可能性と繁栄の達成に向けて我々の社会をサポートすることができます。ガラス産業は欧州に長く根付いた伝統があり、私たちはこの産業が競争力を持ち欧州圏で事業を継続できるように努めなければなりません。」

また、バイエルン自由州の欧州連合代表部のBarbara Schretter部長は、「欧州には数多くのガラスメーカーの本拠地があり、欧州を豊かで持続可能な経済社会にするために貢献しています」と述べています。

ガラスは何度リサイクルしてもその性質を失いません。欧州委員会 環境局 循環経済担当部長のAurel Ciobanu-Dordea氏は、ガラスがいかに廃棄物のない世界を可能にするかについて、「廃棄物を無くし、使用した資源をできるだけ長くEU経済圏に留めることを確実にするため、ガラス業界がEU循環経済行動計画を実現しようとする努力を歓迎します」と述べています。

ガラスは、家庭、オフィス、ビル、自動車のエネルギー効率、安全性、防犯性、快適性に不可欠なハイテク素材として重要な役割を担っており、欧州を持続可能な生活に適したものにするために必要不可欠です。

欧州エネルギー総局長Simson氏補佐のエネルギー効率専門家であるAnne-Katharina Weidenbach氏をパネリストに迎え、ガラスがいかに持続可能な生活に貢献し、欧州におけるグリーンエネルギー生産に不可欠であるかについて議論しました。

ガラス産業は、今後数十年の間にガラス生産による温室効果ガスの排出を大幅に減少させることにコミットしています。欧州議会議員Monika Hohlmeier氏は、国際連合工業開発機関(UNIDO)のGunther Beger専務理事とともに、脱炭素化への挑戦と気候中立的な欧州に向け、ガラス業界におけるロードマップ上の最善策を共有することの重要性を強調しています。


TGM wayでは、今後も当社取扱い商材やメーカーに限らず、海外の展示会や業界情報、建築に関する情報など、多様な記事をアップしていく予定です。

※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています
※情報出展元:glassonline.com 2022年11月21日掲載「Glass makers and stakeholders mark 2022 UN International Year of Glass」


本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

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