【ガラス市場】米国:板ガラス11月度の生産者物価指数

12月14日に米国労働統計局が発表した生産者物価指数(品目別情報)の速報値によれば、2021年11月度の板ガラスの生産者物価指数は151.07であり、先月比+0.4(+0.3%)、前年同月比で+11.7(+8.8%)となりました。2021年では2月に142.0の底値を付けて以降、11月まで毎月上昇を続けています。
生産者物価指数は、生産者(製造メーカー)の出荷価格に基づく価格変動を表す経済指標であり、上述の数値は1982年の価格を100として算出されています。一般的に消費者物価指数よりも景気動向の反映が早い指標として参照されています。

過去10年の板ガラスの生産者物価指数の推移を下図に示します。新型コロナウィルスによるパンデミック以降、物流の遅延の問題や、原料費・物流費・エネルギー費用の高騰といった様々な要因により、あらゆる物価が高騰しました。これを受けて、米国における板ガラスの価格も同様に高騰している様子が伺えます。
2022年以降でも同様の傾向が続くのか、または反落し価格が落ち着くのか、引き続き当社でも注視して参ります。

出典:米国労働統計局(U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICS),
PPI Commodity data for Nonmetallic mineral products-Flat glass, not seasonally adjusted


本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

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