【ガラス設備】ポーランドのガラス加工大手Polflam社が選択した、Mappi社の耐熱ガラス強化炉

ポーランドのPolflam(ポルフラム)社は、欧州での大手加工メーカーの1社で、特に強化ガラスの分野では高い評価と市場シェアを持っています。同社は既に市場で大手の一角としての立ち位置を確立しながらも、「現状維持は後退なり」を理念に、更なる成長を目指しています。

Polflam社は高品質の耐熱強化ガラスを提供する事でも知られています。同社は「高品質」、「こだわり」、「革新」をキーワードに、1992年の設立当初から特に強化ガラスの分野で欧州全域において高い評価と市場シェアを獲得してきました。2019年には経営権がベルギーの投資ファンドであるBaltisse社へと譲渡され、ファンドの資金力を有効活用し、多くの設備投資、R&D、特許技術取得を実施してきました。2019年の時点で既にPolflam社はリーディングカンパニーの1社でしたが、戦略的な投資と技術研究により、さらに1段階成長し、今では新市場や新領域の事業にも進出しています。

Polflam社では生産能力の拡張も継続しており、近年ポーランドのTarczyin市に20,000㎡の新工場を新設し、最新鋭の設備機器を備えたこの拠点により、Polflam社全体の生産能力は約3倍に拡大しました。

Polflam社の耐熱強化ガラスは、高い技術力と長年の知見、また複数の特許技術により品質が裏付けられており、さらに高い生産能力により市場の要求に応えてきました。Polflam社の理念である「現状維持は後退なり」に則り、同社は耐熱強化の分野にも投資や技術研究を継続しており、さらなる成長のためにイタリア・Mappi(マッピ)社のE30規格耐熱強化対応のATSおよびFOX風冷強化炉の導入を決定しました。

Polflam社は欧州ではMappi社の耐熱強化炉を導入する初めての企業となりました。今回、ATS4.0 2500x5000mmモデルがTarczyn工場に新設されます。このプロジェクトに関して、Polflam社のCTO(チーフテクニカルオフィサー:技術部門責任者)であるJean-Louis Canelle氏に詳しい話を伺いました。

「今回の投資にあたり、当社は現状の品質基準を超越できる設備を探していました。E30規格の耐熱強化ガラス製造に対応する、Supertemper(耐熱強化)機能を備えたATS4.0シリーズは、まさに当社の希望に合致した製品でした。耐熱強化機能に加え、高い品質、さらに電力消費量の削減を実現するMappi社設備には驚かされました。」

-今回の設備選定のプロセスはどのように進んだのですか?

「実は当社ではMappi社の強化炉が以前から稼働しており、Mappi社の存在を知っていました。Mappi社設備の品質やサポートの信頼性には高い評価を持っていたので、同社が耐熱強化対応設備をリリースしたと聞いた時、すぐに連絡を取り、詳しい話を聞きました。」

「Mappis社の担当者に詳細を聞き、技術資料などの検証を通して、同社の耐熱強化対応(Supertemper)シリーズが、まさに当社が求めていた高い品質と革新技術を備えた製品だと分かりました。通常の強化炉で製造する表面応力は69Mpa程度ですが、今回のMappi社耐熱強化炉だと、160Mpa以上まで応力を高める事ができます。また光学的な歪みも見られず、外見上は通常の強化ガラスと見分けが付きません。」

「詳細な技術の講釈は求められていないと思いますので、シンプルにお伝えすると、強化ガラスの領域で長年の経験を持つ当社にとっても、今回Mappi社が実現した技術や品質は、驚くべきものでした。」

-Mappi社の耐熱強化対応のATS4.0強化炉を導入する意義はなんでしょうか?

「当社においては、特に強化は最も重要かつ象徴的な工程です。最新鋭のMappi社製ATS4.0強化炉の導入により、耐熱強化ガラスの品質や生産性のさらなる向上、またIndustry4.0への対応も進むことで、当社のお客様からの信頼をより高めると共に、競争力の強化にもつながると考えています。同社強化炉は電力消費量の削減にも貢献してくれますので、製造コストが下がり、お客様への販売価格に還元する事も可能なのです。今回導入する機種名はATS4.0 2500×5000で、文字通り最大2500x5000mmサイズの強化に対応しています。」

「Mappi社は同社の耐熱強化ガラス製造対応設備をSupertemper(スーパーテンパー:超強化)シリーズと称していますが、この名前は今後、耐熱強化ガラスを製造する当社の様なメーカーにとっては、世界的に有名なシリーズとなっていく予感があります。高いパフォーマンス、電力消費削減能力、使い易さ、安全性などの要素を兼ね備えており、社会的意義も大きい耐熱強化の分野において、Mappi社設備は高品質の代名詞となっていくのではないでしょうか。当社も技術革新を継続し、ガラスを利用する全ての人々の安全性、利便性を追求していきます。」

イタリアMappi社製風冷強化炉 ATS4.0シリーズ

※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています。

※情報出展元:glassonline.com 7月21日「https://www.glassonline.com/mappi-supertemper-meets-polflam-leader-of-fire-resistant-glass/」


<今回のメーカー>
以下画像をクリックしていただくとメーカーのウェブサイトにアクセスできます


本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中