【海外情報】天窓用真空ガラス — 第3部:耐久性と構造設計

天窓やその他の頭上ガラス(オーバーヘッド・グレージング)の用途において、断熱性能は設計上の考慮事項の一部に過ぎません。ガラスの構成、構造強度、エッジのシーリング、そして長期的な耐久性も同様に重要です。

構造強度と耐風性
LandVacは、真空ガラスの構成要素として全面強化ガラスを採用しています。

ATIの試験において、特定の仕様のLandVacは最大7200 Paの耐風圧性能を達成しました。実際の設計荷重は、ガラスの構成、寸法、支持条件、およびプロジェクト固有の要件によって異なります。
ATI試験:Intertek-ATI(Architectural Testing, Inc)による建築用外装の構造性能試験
        風圧(Wind Pressure)に対する構造性能試験方法でASTM E1233
        (Procedure B – Extreme Wind Test)
試験内容:外装窓、ドア、天窓、カーテンウォールなどにサイクル式の空気圧差を加えて構造性能を評価する試験

この区別が重要なのは、どのような複層ガラスであっても、その構造的性能は、ガラスの単一の特性ではなく、システム全体の構成によって決まるからです。

柔軟性のあるチタン製エッジシール
真空の中空層の気密性は、エッジシールシステムの性能にかかっています。

LandVacの柔軟性のあるチタン製エッジシール技術は、真空の中空層の気密性を実現しつつ、温度変化や構造的応力に対応できるよう設計されています。

この方式は、ガラスが温度や構造的条件の変化に対応できるようにしつつ、長期にわたる真空状態の維持を図ることを目的としています。

耐久性試験
LandVac Titanium Vacuum Glassは、22,500時間にわたる加速耐久試験を経ており、規定の試験条件下における耐久性および性能の安定性を裏付ける試験データが得られています。

加速耐久試験の結果は、そのまま実使用期間に相当するものとしてそのまま受け取るのではなく、関連する試験方法および環境条件と併せて捉えるべきです。

設計への適用
真空ガラスは、その薄い形状、高い断熱性能、構造的強度、そして様々な気候条件への適応性を備えていることから、天窓やその他の頭上へのガラス設置(オーバーヘッド・グレージング)への採用を検討することができます。

想定される用途としては、ホテルのアトリウム、病院の待合室、複合商業施設、美術館、文化施設、高級住宅、その他、大規模な開口部や天井の高い空間などが挙げられます。

これらのプロジェクトにおいて、ガラス設計では、断熱性能、日射、結露のリスク、安全性、構造荷重、ガラスの寸法、設置条件、および建築外皮特有の要件を考慮する必要があります。

LandVac Titanium Vacuum Glassは、極めて低圧の真空の中空層と柔軟性のあるチタン製エッジシール、および必要に応じて複層構造の安全仕様に組み合わせることで、断熱性、安全性、そして薄型構造を一体化した天窓設計を実現しています。



※本記事は、本記事は、glassonlineに特別な許諾を得て掲載しています。
※情報出展元:https://www.glassonline.com/vacuum-glass-for-skylights-part-2-condensation-energy-and-safety/ に掲載



本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com





			

コメントを残す