【ガラス資材】新たなCAM要件:FENZI社はいかにして完全な規制遵守と信頼性の高いソリューションを実現しているか

FENZIグループは、CAMの要件に準拠した安全な材料の提供、透明性の高い文書化、そして複層ガラスに特化した持続可能なソリューションの提供を保証するというコミットメントを改めて表明します。

※CAM(Criteri Ambientali Minimi/最低環境基準)は、イタリアの「環境持続可能な消費行動計画(PAN GPP)」に基づき、製品、サービス、工事調達において最も環境負荷の低い選択肢を特定するための必須要件です。これらは公共入札において技術仕様や契約条項として義務付けられており、持続可能な技術とグリーン公共調達(GPP)の促進を目的としています。

現在、複層ガラス業界では、CAM(最低環境基準)に関する明確化へのニーズが高まっています。そのため、業界のすべての関係者が、複層ガラスの製造に使用される材料要件について、より一層の認識を深めることがますます重要になっています。同様に重要なのが、規制の監視対象となる物質の役割です。例えば、REACH規則で、人体や環境に対する重大なリスクがあるとして特定されたSVHC(高懸念物質)などが挙げられます。

REACH規則はRegistration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals の頭文字をとったもので、EU(欧州連合)で2007年に施行された、化学物質の「登録・評価・認可・制限」を定めた包括的な規則です。

SVHC(Substances of Very High Concern/高懸念物質)は、EU(欧州連合)のREACH規則に基づき、人や環境に深刻な影響を及ぼす可能性があるとして、将来的に認可対象(原則使用禁止)になる候補として指定された化学物質のことです。

複層ガラスユニットに関する要件と概要
2025年10月30日付のCAM大臣令では、建築分野、特に複層ガラスユニットに使用されるシーラントおよび接着剤について、より体系的なアプローチが導入されました。その焦点は、もはや公称性能のみにとどまらず、材料の実際の品質、化学的安全性、そして企業が透明性のある検証可能な文書を提供できる能力にも置かれています。

第一に、この政令では、UNI EN 16516で定められた屋内VOC排出基準の遵守に加え、有害物質として分類され、排出基準が定められている物質(発がん性物質、アルデヒド、芳香族溶剤など)の不使用を義務付けています。

CAMフレームワークは、製品のトレーサビリティと包括的な環境関連文書の重要性も強調しており、原材料の原産地、製造工程、そして材料のライフサイクル全体における環境への影響を検証することを可能にします。このような状況において、製品環境宣言(EPD/ Environmental Product Declaration)は、材料の持続可能性を客観的かつ認証された方法で実証するための不可欠なツールとなります。

このため、同政令では、ESG(Environment:環境・Social:社会・Governance:ガバナンス)指標を取り入れることで、企業の社会的・環境的責任における強みの重要性を強調し、経済事業者の持続可能性、社会的責任、および総合的な経営品質を測定するKPIの重要性が高まっていることを認めています。

有害物質に焦点を当てる – SVHCとREACH規則
この論理は単純明快です。何十年も建物内に使用され続けることを想定した製品は、安定性があり、信頼性が高く、何よりも問題やリスクを伴う危険な成分が含まれていないことが不可欠です。人間や生態系の両方にとって有害な特定の種類の物質を含む材料の使用は、CAMの原則と完全に合致しません。これらの物質は、特にシーラントの配合において、コスト削減のためにしばしば使用されます。しかしながら、最終製品、ひいては消費者への影響を適切に評価しないエンドユーザーがあまりにも多いのが現状です。

具体的な例として、MCCP(中鎖塩素化パラフィン)が挙げられます。これらの物質はSVHC(高懸念物質)リストに掲載されており、国際的な規制によって厳しく監視されています。その使用は強く推奨されておらず、人体と環境の両方にリスクをもたらすため、適切な識別が不可欠です。

MCCPは複層ガラス用シーラントの低コスト可塑剤として使用されていますが、非常に残留性が高く、生物蓄積性が高く、環境に有害(PBT、vPvB)であり、人体にも有害です。

MCCP:Medium Chain Chlorinated Paraffins/C14–17クロロアルカンとも呼ばれ、製品ラベルに危険表示マークが記載
PBT:Persistent, Bioaccumulative, Toxic/難分解性、生物蓄積性および毒性物質vPvB:very Persistent, very Bioaccumulative/極めて難分解性で高い生物蓄積性の物質

配合物にMCCPが含まれていると、環境問題での懸念が高まるだけでなく、重大な規制リスクも生じます。これらのリスクは、適切に管理されたとしても、MCCPを含む製品の取り扱いおよび廃棄コストの増大につながります。さらに、MCCPを含むシーラントは、ADR規制(欧州危険物輸送規制) に基づき危険物として輸送しなければなりません。その結果、一見コスト面で有利に見える点も、リスクや制約、そして隠れたコストによってすぐに相殺されてしまいます。

したがって、複層ガラスユニットの構成部品の選定は「グリーン」プロジェクトに限らず、最大限の注意と配慮をもって行うことが不可欠です。

FENZI ソリューション:認証された信頼性と責任あるプロセス
CAMに準拠した製品を使用することは、規制を遵守するだけでなく、複層ガラスユニットの長期的な性能を確保し、真の持続可能性を支えることにもつながります。安全で適切に配合されたシーラントは、長期にわたり性能と熱的安定性を維持し、早期劣化のリスクを低減し、有害物質が室内環境に侵入するのを防ぎ、メーカーが主要な持続可能な建築認証制度に制約なく参加することを可能にします。

FENZIグループは85年以上にわたり、ガラス業界における国際的なベンチマークであり続けています。このリーダーシップは、安全な配合、厳格なプロセス管理、透明性の高い文書化、そして有害物質を含まない持続可能なソリューションへの長年にわたる取り組みといった、的確な技術的選択に基づいています。

このビジョンに基づき、FENZI社は、最先端の欧州規制において問題があるとみなされる物質を使用しないことを選択し、厳格な化学試験および性能試験を受けた、資格のあるサプライヤーから調達した厳選された原材料のみを使用して製品を製造しています。

複層ガラス用シーラントであるTHIOVER、POLIVER、HOTVER、およびBUTYLVERは、その具体的な例です。
これらのシーラントは、長期安定性、化学的凝集性、最適な基材への接着性、そして機械的・環境的ストレスに対する確かな耐性を確保するよう設計されており、複層ガラスメーカーは、CAM、REACH、および欧州の技術基準に完全に準拠した、信頼性が高く安定した材料を使用することができます。

FENZI社の透明性への取り組みは、CAMおよびREACH宣言、EN 1279規格に準拠した製品認証、そして最も重要なタイプIII環境製品宣言(EPD)など、完全かつ最新の文書に反映されています。EPDは、製品のライフサイクル全体にわたる環境影響を客観的に評価するための不可欠なツールです。

こうした責任ある取り組みが評価され、FENZI社はEcoVadisシルバーメダルを獲得し、ESGパフォーマンスにおいて世界の上位15%に入る企業となりました。

この評価は、最も権威ある国際的なサステナビリティプラットフォームの一つによって発表されたもので、環境保護、労働と人権、企業倫理、持続可能な調達という4つの主要分野における卓越性を認めるとともに、特にサプライチェーンのトレーサビリティとモニタリングに重点が置かれています。

この成果は、責任、透明性、そして継続的な改善を基盤とするFENZIモデルの強みを、改めて証明するものです。

安全性、革新性、そして環境への責任を融合させること。これこそがFENZIグループがすべてのソリューションに注ぎ込む理念であり、現在および将来の規制上の課題に対応できる信頼性の高い素材を市場に提供します。


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イタリア・FENZI社

※本記事は、FENZI社に特別な許諾を得て掲載しています。
※情報出展元 New CAM Requirements: How FENZI Ensures Full Regulatory Compliance and Reliable Solutions – Fenzi Group SpA に掲載



本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com




			

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