
ドイツのHORN GLASS INDUSTRIES社、ZIPPE INDUSTRIEANLAGEN社、そしてイタリアのBOTTERO社の3社は、ローマで開催された「ウクライナ復興会議(URC)」にて、世界のガラス業界のリーダーたちと一堂に会しました。
この場で3社は協力合意書に署名し、ウクライナ最大規模のフロートガラス製造プロジェクト「NOVASKLO工場」の実現に向けた戦略的パートナーシップの基盤を築きました。
欧州を代表するガラス設備メーカー3社がパートナー契約を締結し、ウクライナ初の高技術フロートガラス製造工場「NovaSklo」のエンジニアリング、プロジェクト管理、設備供給準備において協業することに合意しました。本プロジェクトは2億4000万ユーロ(約413億:2025年09月1日 現在)を超える投資を集め、投資会社EFI Group主導によりウクライナ投資庁およびウクライナ経済省の支援のもと実施されます。 ガラス製造工場は2028年までにKyiv地域に建設される予定です。
NovaSklo工場のCEOでありEFIグループ創設者でもあるイIgor Liski氏は次のように述べています:
「ウクライナの復興は、技術・経験・相互成長をもたらす近代的な産業とパートナーシップに基づいていなければなりません。NovaSklo工場は、ウクライナの建設業界の持続可能な発展の基盤となると確信しています。今回の包括的なパートナーシップは、今こそウクライナへの投資が必要であることを示す好例となります。」


HORN GLASS INDUSTRIES社
NovaSklo工場は本プロジェクトの主導的な開発企業として、すべての工程の調整および各パートナーの貢献を工場開発戦略に統合する責任を担っています。
HORN GLASS INDUSTRIES社、BOTTERO社、ZIPPE社はすでに、各社の専門分野における技術設計、設備構成、エンジニアリングの専門知識を含む、技術およびプロジェクトサービスの提供を開始しています。
HORN GLASS INDUSTRIES社のCEOであるStephan Meindl氏は次のように述べています:
「この革新的なプロジェクトに参加できることを誇りに思います。NovaSkloプロジェクトは、当社のイノベーションと品質基準を満たしており、最も効率的なフロートガラス製造ソリューションの構築に向けて、当社の経験を提供する準備ができています。」
BOTTERO社
NovaSkloプロジェクトは、関連産業の変革の中心地となり、ウクライナの産業発展を力強く後押しすることが期待されています。この新工場の稼働により、フロートガラスの輸入依存が軽減され、高品質な製品の輸出基盤が築かれる見込みです。
施設の年間生産能力は2,480万平方メートルに達する予定です。国内最高品質の指標を持つ石英砂鉱床を活用し、超高透明構造用フロートガラスの製造に特化します。チームはすでに施設用地の確保と、基本設計業務を担うゼネコンとの契約も完了しています。
BOTTERO社 板ガラス部門の営業・マーケティング・アフターセールス担当エグゼクティブディレクター、Alberto Masoero氏は次のように述べています:
「当社は、ガラス業界全体にわたる60年の経験と、製造プロセスの自動化における独自の専門性を有しており、信頼できるパートナーとして貢献できると確信しています。このプロジェクトを通じて、地域全体のガラス産業の発展を促す世界水準の工場を築くお手伝いができることを誇りに思います。」
ZIPPE社
この多国間協定は、工場の計画・設計段階において、技術コンサルティング、エンジニアリング支援、設備構成の開発を規定しています。設備や技術の供給に関する最終的な条件は、別途締結される商業契約にて定められます。
ZIPPE社のCEOであるPhilipp Zippe氏は次のように述べています。
「バッチ処理やカレット処理設備の製造において、100年以上の経験を持つグローバルリーダーとして、NovaSkloプロジェクトは、当社の自動化技術を発揮する絶好の機会だと考えています。 私たちは専門性を持つパートナー企業と連携し、欧州でも有数の高効率な工場を築き、業界のさらなる発展に貢献していきます。」
投資会社EFIグループの最高経営責任者(CEO)のOlha Batova氏は、世界トップ3に入るフロートガラスメーカーの1社と技術提携契約を締結しており、近く正式な契約を締結する見込みであると述べています。
※本記事は、Glassonline に特別な許諾を得て掲載しています。
※情報出展元:Glass Technology International_2025_July-August P 108 – 110 に掲載
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