【市場動向】米 国 : 板ガラス 2026年01月度の生産者物価指数

米国の2025年9月度生産者物価指数(PPI)の公表は、政府機関の一時閉鎖により延期されていましたが、現地時間2025年11月26日に再開されました。この影響もあり、今回公表された内容は2026年01月分のPPIとなります。

2026年3月9日(現地時間)に米国労働統計局が発表した生産者物価指数(品目別情報)の 速報値によれば、2026年1月度の板ガラスの生産者物価指数は180.522であり、先月比-0.161(-0.089%)、前年同月比で+5.615(+3.210%)となりました。

生産者物価指数は、生産者(製造メーカー)の出荷価格に基づく価格変動を表す経済指標であり、上述の数値は1982年の価格を100として算出されています。 一般的に消費者物価指数よりも景気動向の反映が早い指標として参照されています。
過去10年の板ガラスの生産者物価指数の推移を下図に示します。

2026年1月の米国生産者物価指数(PPI:最終需要向け財・サービス)は、前月比+0.5%と、市場予想(+0.3%)を上回る伸びとなりました。前年同月比では2.9%上昇し、こちらも予想(2.6%)を上回り、サービス価格の伸びがインフレの根強さを示唆しました。

この上振れは、複数の要因が重なり合った結果であり、特にサービス価格の強い上昇が全体を押し上げたことが大きく影響しています。 物流・金融・専門サービスなど幅広い分野で価格が上がり、これが指数全体の押し上げ要因となりました。

これらの動きを総合すると、インフレ圧力が依然として根強く、企業コストの上昇が価格に反映され続けている状況が浮き彫りになります。 市場が期待していたほどインフレ鈍化が進んでいないことが、今回の上振れの背景にあるといえます。

引き続き動向を注視して参ります。

出典:米国労働統計局(U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICS), PPI Commodity data for Nonmetallic mineral products-Flat glass, not seasonally adjusted


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