GASP Proは、過去30年間にわたり表面応力測定の専門家として歩んできた Strainoptics社による最新の革新的な進化モデルです。

測定を自動かつリアルタイムで実施できる唯一のポラリメーターであり、ガラスを迅速かつ容易にスポットチェックすることが可能です。
スポットチェック:測定データや干渉縞パターン画像を GASP Pro のハードドライブに保存し、PCから GASP Pro にログインするだけで、必要なデータを中央データベースに簡単に転送できます。
GASP Pro にはスマートフォンと専用装着ホルダーが付属しており、一体型でも分離型でも使用可能です。装置から最大 25フィート(約7.5m)離れた場所から測定が行えます。
また、任意のモバイル端末、複数の端末を GASP Pro と連携可能です。特定の Wi-Fi ホットスポットを介して、複数ユーザーが同時に GASP Pro にログインできます。GASP Pro は場所を選ばず使用できます。
GASP® は、ガラスの表面応力を測定するための業界標準ポラリメーターです。ASTM C1048 に準拠し、熱強化ガラスや強化ガラスの表面応力測定において、国際的に認められた実績あるソリューションです。
ポラリメーター:強化ガラスや熱処理ガラスでは、製造工程で内部応力が生じます。これが不均一であると破損や性能劣化の原因になります。ポラリメーターは以下のように使われます:
• 偏光法(Polariscopy)を用いて、ガラス内部の応力分布を可視化
• 干渉縞(フリンジパターン)の解析により、応力の強度と方向を定量評価
特にGASP(Glass Stress Measurement System)などの装置では、偏光フィルターとカメラを組み合わせて、ガラスの応力状態を非破壊で測定可能
Strainoptics社 は 1990年の初代 GASP 発売以来、その機能や設計を継続的に革新してきました。GASP Pro は、長年の経験、顧客からのフィードバック、そして表面応力の専門家による革新的な発想を結集した、GASP ラインナップの最新モデルです。
1990年にガラス市場に導入されて以来、Strainoptics社 の GASP® ポラリメーター は、ソーダ灰ガラスの表面応力を測定する装置として世界的に知られています。GASPは持ち運びやすく、使いやすく、強化ガラス、熱処理ガラス、アニールガラスに使用できます。
用途としては、安全ガラスメーカーの炉設定の確認、アニールガラスの応力除去の確認、強化加工工場での出荷前品質管理、あるいは建築家や建物検査官による設置済みガラスの強度検証などに活用されています。
Strainoptics社 表面応力ポラリメーターは以下の特長を備えています:
- 非破壊測定
- 操作が簡単
- ASTM C1048、C1279、および新たに義務化されたEN-12150、EN-1863 規格、さらに建築用ガラスの強度性能テストに関する CE マーキング要件に準拠
- 工場内および現場での使用に適応
- 平面および曲面に対応
Strainoptics GASP®ラインナップ
信頼性が高く再現性のある表面応力測定は、30周年を迎えました。

オリジナル Laser-GASP
- 1990年発売。30年間にわたり信頼されてきた測定機器
- 経済的でありながら、変わらぬ信頼性

LCD-GASP
- LCDスクリーンを搭載
- スクリーン付きGASPの源流

Auto-GASP2
- 内蔵タッチスクリーン
- 内蔵パイロメーター
- カスタムレポート生成機能

最新!GASP Pro
- 測定はタイムラグなく自動で表示
- 簡単なデータエクスポート
- 画面の一体型または分離型に対応
- 複数ユーザーまたは複数デバイスで使用可能
以下画像をクリックしていただくとウェブサイトにアクセスいただけます
※本記事は、TECGLASS社に特別な許諾を得て掲載しています。
※情報出展元:TECGLASS社Newletter 2025年9月号 に掲載
本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

