【ガラス設備】PRESSGLASS 社 : TECGLASS 社製 デジタルガラス印刷システムを導入し、生産能力を増強

〜ポーランド・Tychy工場とアメリカ・Ridway工場に設備〜

PRESSGLASS社は、その名が示す通り説明の必要のない企業です。商業及び住宅市場向けの内外装ガラス用途の高品質加工ガラス製品を製造する、ヨーロッパを代表する企業です。

1991年に設立された民間企業でで、ポーランド、イギリス、イタリア、クロアチア、リトアニア、そしてアメリカに15の国際拠点を構え、総生産面積218,000平方メートルを誇る同社は、今日では複層ガラス製造においてヨーロッパのリーダーであることは間違いありません。

ポーランド・Tychy工場―総面積130,000平方メートル

この工場では、主に内装および商業ファサード市場向けに、同社の製品ラインアップの中でも最も複雑な製品を生産しています。また、他の工場のサポート生産も行っています。

2024年12月にTychy工場に設置されたデジタル印刷ラインは、初めて導入されたものです。最大ガラスサイズ2.500 x 4.500 mmに対応するVitro-Jet FS Typeデジタル印刷ライン一式が設置されました。この象徴的なモデルはSide Kinetix特許取得技術と24個のダブルプリントヘッドを備え、あらゆる種類の建築用ガラスプロジェクトの装飾に無限の可能性を提供します。

このデジタル印刷ラインを構成するTECGLASS社製のすべての装置は、PRESSGLASS社のコーポレートカラーで塗装され、ユニークで高級感のある外観となっています。

下記に、Tichy工場にすでに設置され、稼働しているラインの写真を少しご紹介します。


アメリカ バージニア州・Ridgeway工場-総面積280,000平方メートル

Ridgeway工場はファサード用グレージングの生産に特化しています。

この新しい生産工場は2020年に稼働を開始し、市場の需要に応えるために複雑な機械を導入し、高品質の強化ガラスから合わせガラス、印刷ガラスや複層ガラスユニットまで多様な製品を生産し、主に北米の顧客にサービスを提供しています。

TECGLASS社の新しいデジタル印刷ラインは2025年7月にバージニア州リッジウェイ工場で試運転が始まり、すでに100%の生産能力で稼動しています。

導入されたのは、最大2.500 x 4.500 mmのガラスサイズに対応するVitro-Jet FS Typeデジタル印刷ライン一式で、Tychy工場に設置されていたものと全く同じモデルであり、ポーランド企業のコーポレートカラーにカスタマイズされています。

TECGLASS社は、この長期にわたるパートナーシップを実現するために当社に信頼を寄せてくださったPRESSGLASS社の皆様、そして特にプロジェクトが始まった瞬間から設置プロセス全体を実にシームレスなものにしてくださったPiotr Zawada氏とJames Walls氏に心から感謝の意を表したいと思います。

この印刷機を選択する際、当社の目標は生産能力を向上させるだけでなく、より高速で信頼性が高く、持続可能なテクノロジーによって、当社事業を将来にわたって維持していくことでした 」と、同社の設備評価・投資担当シニアマネージャー、Piotr Zawada氏は述べています。

この印刷機は、品質を維持しながら印刷速度を飛躍的に向上させます。」と同社のシニアプロセスエンジニア、James Walls氏は述べています。


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スペイン・TECGLASS社

※本記事は、TECGLASS社に特別な許諾を得て掲載しています。
※情報出展元:TECGLASS社Newletter 2025年9月号 に掲載



本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com




			

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