ガラス・建装時報 2025年9月15日号に取り上げていただきました。
以下引用記事です。(メーカー名は一部カタカナ表記となります。)

TGM(東京都千代田区、弘中崇社長、03・6261・1260)は、スペイン・フィルトラグラス社の水処理装置を販売している。水処理装置の導入によって得られる「水の再利用」「環境負荷の低減」といった社会的価値は今あらためて見直されるべきもので、製品を選ぶ際には、機能性だけでなく、持続可能な社会の実現に向けた選択肢の一つとなっている。同社は「水処理技術は工場や施設の運用効率を高めるだけでなく、地域社会や地球環境に対する責任ある姿勢を示すものとして今後ますます重要性を増していくと考えられる」との認識の下、技術の普及を通じて、限られた水資源を生かす一助となることを目指す。
7月下旬から8月上旬、国内の一部地域で水不足の問題が浮上し、多くの人々の関心を集めた。水資源の逼迫(ひっぱく)は地球規模で進行する気候変動に加え、都市部への人口集中、インフラの老朽化など複数の要因が絡み合って引き起こされると考えられる。 特に欧州では、スペイン、ポーランド、イタリアなど多くの地域で発生している深刻な水不足が長年の社会課題として認識されており、農業・工業・生活用水の全てにおいて、持続可能な水資源管理が求められている。
欧州委員会はこうした状況に対応するため、水の再利用や処理技術の導入を促進する提言書を発表。政策的にも水資源の保全は重要なテーマとなっている。国内でも専門家から、局地的な渇水や水道インフラの脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されており、今後、気候変動が進むと、安定した水供給が困難になる地域が増える可能性がある。限られた水資源を有効に活用し、循環させるという視点は、今後の社会や産業にとって不可欠な課題として位置付けられる。
ガラス業界では大量の水を使用するプロセスが多く、洗浄、冷却、研磨などの工程で水は欠かせない。一方、「今後の水資源の逼迫状況によっては、産業用途での水使用に制限が課される可能性も否定できない」と同社は考え、水処理システムの重要性を広く社会に伝えるべく、技術の普及と理解の促進に努める。

本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

