
板ガラス自動化の未来を探る絶好の機会
FOREL社は、2025年9月16日から19日まで、Fiera Milano Rhoで開催されるガラス加工技術の国際展示会VITRUMに出展いたします。ホール11の展示ブースM01 S14では、 「Made in FOREL」 のコンセプトの下で開発された最新のイノベーションに加え、産業用および住宅用ガラス分野における最先端の機械の自動化技術を展示いたします。
VITRUMは、世界中のお客様、専門家、パートナーと意見を交換し、将来に向けた最新の開発成果を発表する絶好の機会です。FOREL社のCEO兼副社長であるRiccardo Vianello氏は、 「あらゆる展示会は、交流と刺激のための貴重な機会です」 と述べています。「VITRUMは私たちにとって特別な意味を持っています。私たちは地元で、国際的な知識豊富なお客様の前で、明確なメッセージを送りたいと考えています。FOREL社は、お客様に実質的な違いをもたらす具体的なソリューションへの努力と投資を続けています。」
複層ガラス:幅(空気層)20mmを超える継続的なイノベーション
FOREL社の展示ブースの見所の1つは、熱可塑性スペーサーの新たなイノベーションによって強化されたハイテク複層ガラスラインです。デュッセルドルフで開催されたGlasstec 2024で大きな関心と多くのご注文をいただきました幅20mmを超える特許取得済みのスペーサーの押出技術の実演も行います。
統合された加工ステーションを備えたインライン生産バッファーの効果により、FOREL社は幅20mmを超える熱可塑性スペーサーの加工を可能にし、安定性と精度を向上させました。この技術により、熱可塑性スペーサーはプレス前に冷却・安定化させることができ、変形を防止し、スペーサーの位置合わせを確実に行い、一貫した品質を保証します。国際特許取得済のこのシステムは、薄いスペーサー (高さ5.3 mmまで) の効率的な加工にも対応しており、材料使用量を削減し、断熱性能と騒音性能の両方を向上させます。

ダイナミック制御システムの統合された進化は、現実的な業界ソリューションを提供する最先端の結果に研究開発設計を導くFOREL社の技術を実証しています。
FOREL社は、システム診断における重要な新開発も発表します。電気アラームの検出と解決を簡素化するために設計されたインテリジェントツールです。このツールは、オペレーターへのサポートを強化し、ダウンタイムを削減し、設備管理を改善します。
縦型エッジ加工:スピードと精度の調和
VITRUM 2025では、革新的な最新機種の発表を行うセンターステージとして注目を集め、さらに、FOREL社展示のもう一つの見どころが縦型エッジ加工の最先端技術です。
高速動作用に設計されたこのプラットフォームは、自動化されたガラス加工ライン、複層ガラスラインに簡単に統合することも、または独立したガラス加工ソリューションの一部として単独に使用することもできます。
複層ガラスラインの先頭(上流側)に位置するこの次世代機は、ワークフローの最適化、サイクルタイムの短縮、そしてプロセス全体の効率向上を目的として開発されました。超高速の面取り (シーミング) と荒ずり加工が可能で、従来の加工機と同等の速度で、複層ガラス製造のボトルネックを解消します。
これらのアップデートはすべて、より広範な企業ビジョンの一環として行われています。FOREL社の全ての機械は、オペレーターの安全性と効率性が最優先される、完全に統合されたシステムの構成要素として設計されています。
ソーティングシステム:コネクティッドロジスティクス(Connected Logistics)の最前線
VITRUMはまた、FOREL社の最も話題になっている技術の1つ、完成した複層ガラスユニット用のソーティングシステムについても紹介いたします。このソリューションは、複層ガラスの下流工程の物流を自動化し、製造後の荷降ろし、仕分け、保管を手作業なしで自動化します。

このシステムには、硬化段階で安全に保管するために、完成したばかりの2次シール済の複層ガラスユニットを垂直に搬送する特許取得済みのサポートが搭載されています。これにより、複層ガラスの歪みのリスクが排除され、生産管理が合理化され、ワークフロープロセス全体が最適化されます。このソーティングシステムは、完全自動化に向けた重要な一歩であり、省人化すると同時に、工場全体のパフォーマンスと効率を向上させます。
絶え間ないイノベーションとグローバルビジョン
これらのハイテクソリューションの背後には、将来を見据えた成長に対するFOREL社の明確なコミットメントがあります。昨年だけで、FOREL社は8件の新規特許を申請し、本社を拡張して8,000平方メートルを超える生産スペースを確保し、Mönchengladbach (ドイツ) に新しいFOREL North Europe支店を開設し、顧客と市場に地理的に近い戦略を強化しました。
2025年はFOREL社にとって極めて重要な年となり、イノベーションと持続可能な成長への取り組みを強化するための新たな取り組みがいくつか進行中です。
VITRUM 2025は、FOREL社にとって重要な節目となる重要なイベントです。板ガラス加工におけるリーディングイノベーターとしての役割を担うFOREL社にとって、VITRUM 2025は重要な節目となります。
FORELチームは、いつものようにライブデモンストレーション、技術ディスカッション、してお客様に合わせたコンサルティングにご対応いたします。
FOREL社の技術が、貴社のガラス工場にどのような価値をもたらすかをご紹介します。
ミラノで9月16日から19日まで、ホール11、展示ブースM01 S14に是非ご来場ください。
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※本記事は、FOREL社に特別な許諾を得て掲載しています。
※情報出展元:https://www.forelspa.com/projects-and-news/news/forel-at-vitrum-showcasing-the-latest-glass-production-solutions/ に掲載
本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

