ガラス・建装時報 2025年6月15日号に取り上げていただきました。
以下引用記事です。(メーカー名は一部カタカナ表記となります。)

TGM(東京都千代田区、弘中崇社長、03・6261・1260)は、イタリア・ネプチューン社の縦型穴開け・切り欠き(ミーリング)機「Quick(クイック)」シリーズを販売する。「Quick2T10(クイックツーティーテン)」は、穴開けとミーリング加工を1台でこなし、導入コストと作業時間を削減。縦型構造なので設置スペースを最小限に抑え、効率的な工場運営が可能になる。工具の交換を自動化することでオペレーターの介入を減らし、スムーズな加工工程を実現。優れた精度と生産性向上効果が多くの現場で評価され、国内での導入実績が拡大している。ネプチューン社の卓越した技術が精密な仕上がりとスピーディーな作業を両立し、よりスムーズな生産環境づくりを支援する。
「Quick2T10」は、生産効率の向上と精密加工を求める現場に向けて、高い性能と柔軟な機能を備えた縦型加工機として投入。省スペース設計で限られた工場内でも無駄なく配置でき、作業環境の最適化に貢献する。特に「T10」は、10種の自動ツールチェンジャーを搭載。工具交換の手間を省き、オペレーターの介入を最小限に抑えることで、スムーズな加工を実現する。加工内容に応じたラインアップを展開しており、シンプルな機能に特化した「QuickDrill(クイックドリル)」や「QuickMill(クイックミル)」などを提供。複数の加工を必要としない現場にも適した機能を提供する。
縦型の穴開け機「クイックドリル」シリーズの加工可能な最大ガラスサイズは、ラインアップによって高さ1600×幅3000㍉、高さ2800×幅4500㍉、厚さ3~30㍉に対応。ガラス上の任意の位置に直径4~75㍉の穴加工が可能で、加工位置の精度はプラスマイナス0・15㍉を誇る。カウンターシンク加工にも対応する。
縦型切り欠き機「クイックミル」シリーズの加工可能な最大ガラスサイズは、ラインアップによって高さ1600×幅3000㍉、厚さ5~12㍉に対応。加工位置の精度はプラスマイナス0・15㍉。加工時には、サクションカップが背面から加工位置付近でガラスを確実に固定。振動を最小限に抑え、迅速で高性能な加工を実現する。
NC制御式マシニングセンター「クイックツー」シリーズ」は、ネプチューン社が培った経験と新鋭のシステムを融合させ、高品質と長寿命化を実現。「クイックドリル」シリーズと同様に最大200×300㍉のヒンジ用切削加工、切り欠き加工が可能。加工可能な最大ガラスサイズは、ラインアップによって高さ2800×幅4500㍉、厚さ5~12㍉に対応。加工位置の精度はプラスマイナス0・15㍉。
国内では、「クイック」シリーズの10種の加工ツールチェンジャーを備えた「Quick2T10」が好評。スピンドルは堅牢(けんろう)で、ハイトルク仕様(毎分1万回転)。高い加工品質と低振動で加工できる。次工程の加工位置調整時間を利用し、約8秒でツールを交換。ネプチューン社独自のDCS(ドリルコントロールシステム)によって、加工ツールの切削能力に応じて送り速度を自動で管理。加工サイクルが自動的に短縮され、ツールの損耗に応じて自動でドレッシング(短時間に工具の切れ味を回復)するなど、オペレーターが介入しなくても高い加工性を維持できる。
ネプチューン社は縦型穴開け・切り欠き機の他、縦型コバ磨き機(「ROCK」シリーズ)、縦型ガラス洗浄機(「TOP」「EVO」「WAVE」シリーズ)、ガラスハンドリングロボットなど、多様なガラス加工設備をラインアップ。年々、国内での導入実績が増加している。

<今回のメーカー>
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本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

