ガラス・建装時報 2024年11月25日号に取り上げていただきました。
以下引用記事です。(メーカー名は一部カタカナ表記となります。)

TGM(東京都千代田区、弘中崇社長、03・6261・1260)は、イタリア・ネプチューン社の縦型洗浄機「LV TOP」(エントリーモデル)、「LV EVO」(スタンダードモデル)、「LV WAVE」(ハイエンドモデル)、台湾・LCM(LI―CHUANG MACHINERY)社の平型洗浄機(エアナイフ・ディスク・スポンジの3タイプ)を販売している。近年、ガラスの欠点検査システムの引き合いが増加しており、ガラスの加工品質に対する要求が高まっている。高い精度でガラスの欠点を検出するためには、高い洗浄能力と乾燥能力が必要。縦型、平型の各種洗浄機をラインアップすることで、顧客のさまざまなニーズに対応。どちらも国内での実績が着々と増加しており、顧客の細かい要望に合わせてネプチューン社は豊富なラインアップから最適なモデルの提案、LCM社は柔軟にカスタマイズを施すことができる。
ネプチューン社の縦型洗浄機「LV」シリーズは3種。自社で製造・展開する縦型研磨機「ROCK」シリーズ、縦型穴開け機「QUICK」シリーズとの連携だけでなく、他社製設備との併設も可能。
「LV TOP」は最もベーシックな機能に特化したエントリーモデル。洗浄速度やガラス厚はマニュアルで設定する必要があり、他設備とは連携できないが、シンプルな設計で価格を抑えた。洗浄速度は1分間に1~5㍍、対応ガラス厚は3~20㍉。
「LV EVO」は、「LV TOP」を発展させたベストセラーモデル。「LV TOP」に各種自動化機能を加え、他設備と連携できるようになった。ガラスを読み取るセンサーを装備しており、ガラス厚に応じて自動で開口幅を調整。インバーターを使った速度制御ができるので、他設備のコンベヤーへ接続して速度を自動調整する。洗浄速度は1分間に1~5㍍、対応ガラス厚は3~30㍉。
「LV WAVE」はハイエンドモデル。「LV EVO」の自動化機能を踏襲し、対応板ガラス厚は最大40㍉にアップ。1㍍当たり最大350㌔の荷重に耐えられる肉厚なフレームを採用した。洗浄機の前後の設備と連携して大量生産する顧客から高い評価を得ている。洗浄速度は1分間に1~8㍍、対応板ガラス厚は3~40㍉。
高性能PLCによって、消費電力を削減するエコセーブ・システム、流量計、帯電防止バー、水質管理、その他特殊用途向けの機能など、さまざまなオプションを設定できる。
LCM社の平型洗浄機は、エアナイフ、ディスク、スポンジの3タイプで、水回りの装置材質はステンレス製。建築用だけでなく産業用に対応した設備もある。産業用はガラス表面に傷が付くのを予防するため、ガラス搬送ローラーを円すい形状にして特殊素材を使用するなど工夫されている。
ガラスの厚さによって開口幅が250㍉まで上昇するように調整できるため、必要以上のブラシの消耗を防ぎ、ブラシの寿命を延長できる。洗浄機の上部カバーはモーターで楽に上げ下げ可能で、メンテナンス、修理、調整がより便利でやりやすい。PLCを介して他設備と連携し、自動生産ラインとして統合できる。
LCM社は顧客のニーズに合わせて①洗浄性能を上げるためにブラシを追加②乾燥性能を上げるためにエアナイフを追加③安全機能の追加や変更―などのカスタマイズにも対応する。

<今回のメーカー>
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本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com


