【ガラス資材】Good Brilliant社:コルクセパレータパッドの製造方法

中国・Good Brilliant International社(以下GB社)は深圳に本体を構えるガラス関連の副資材メーカーです。同社はコルク製品を源流としており、2018年までは深圳市で製造していましたが、2019年から湖北省仙桃市(武漢から南西に80km程)に工場を移設しました。仙桃工場では月間2百万m2のコルクセパレータパッド(コルクパッド)の生産能力を有しています。中国国内への供給のみならず世界各国にも輸出しており、建築用・自動車用ガラス分野でのものづくりを支えています。

今回はGB社の板ガラス保管用コルクパッドの製造方法をご紹介致します。

コルク製品はコルク樫の樹皮を原料としています。GB社では主に中国産の粒状原料から製造しています。仕入れたコルクはまずサイズごとに分粒をします。

続いて、分粒したコルクを所定の配合で再度混合し直し、専用の接着剤と共に型にはめ、圧縮することで円筒状/直方体状に成型します。写真では円筒状に成形した製品を示しています。

成形後は、コルクを所定厚さにスリットします。円筒状の場合はまさに大根の桂むきの要領で刃を当て、製品スペックに合わせた厚さでむいていきます。

所定厚さとなったコルクはその後、フォームライナーと張り合わせをします。フォームライナーはコルクの接着部となります。トイレットペーパー状に仕上がった製品は、スペックに応じて更に細分化のための切断をします。

そして最終ラインでは、さらにコルク上にプレス機によって所定の切れ目を入れ、裁断・梱包を実施します。このような工程を経て最終的なコルクパッドが完成します。

株式会社TGMでは下記の品種を常時在庫していますが、厚さ、サイズなどはご相談に応じて調整可能です。是非お問い合わせください。

コルクセパレータパッド

  • SA-1830  W18 x D18 x H3mm厚 (10,044個/箱)
  • SA-20130 W20 x D15 x H13mm厚 (8,448個/箱)
  • SA-20140 W20 x D20 x H14mm厚 (5,632個/箱)

またGB社では各種コルク製品の他、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)製のセパレータパッドも販売しています。白、黒、赤、青等に着色されているため視認性を上げることができ、厚さや硬さ幅広いラインナップのある緩衝材です。こちらも合わせてご検討ください。


<今回のメーカー>
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本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

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