2024年4月25日(木)~28日(日)の4日間、中国・上海にて中国国際ガラス産業技術展示会(通称:ChinaGlass)が開催されました。アジア最大規模を誇るこの展示会は、ヨーロッパ、アジア、米国、その他世界各国からのメーカーが出展し、建築・産業用ガラス分野で最新の技術、加工設備、副資材等を紹介・展示するものです。第33回の開催となった今回のChinaGlassは、上海新国際博覧センターのN1~N5ホールとW4・5ホールの計7ホールで開催されました。
株式会社TGMも本展示会に参加致しましたので、現地の様子を3回に分けてレポート致します。

N1ホール 国際展示
N1ホールでは外国(中国国外)メーカーによる展示がメインとなるホールです。当社と取引のあるメーカーもこのN1ホールにブースを設けて展示をしており、ガラス加工設備メーカーのBOTTERO社及び化学品メーカーのFENZI社が独自にブースを出展しました。イタリアメーカーの多くは、イタリアパビリオンに商談ブースのみ設けており、設備などの実物の展示は行いませんでした。
N1ホールに限らずですが、今回のChinaGlassでは昨年以上に世界各国からの来場者が多く、多様な言語が飛び交う国際色豊かな展示会となっていたのが印象的でした(MGS社Milo Gramondo氏談)。

BOTTERO社
ガラス加工設備メーカーであるBOTTERO社は、中国広東省仏山市に現地法人(BOTTERO Glass Industry社)を有しており、中国において研究開発及び製造を行っていることから、中国国内やアジア地域での存在感を高めています。今回の展示会では、新製品となる直線型のダブルエッジャーTitan EVO 4.0を展示し、実演しました。イタリアからも関係者・営業担当者が訪れており、連日活発な商談が行われました。
FENZI社
複層ガラス用シール材などを手掛ける化学品メーカーであるFENZI社も、中国浙江省に現地法人(FENZI Paints and Sealants社)を有しています。複層ガラス用シール材の他、ガラス用塗料の製造販売をしており、FENZIブランドの拡大の一翼を担っています。今回の展示会では世界中で加速しつつある熱可塑性樹脂スペーサー材を展示の中心に据え、大規模な商談ブースを構えています。
また、FENZI社は、スペーサーメーカーであるイタリア・ALUPRO社、デンマーク・ROLLTECH社、ガラス用印刷機メーカーであるスペイン・TECGLASS社とともにGlass Alliance(グラスアライアンス)として幅広いソリューション提案を行っています。
イタリアンパビリオン
イタリア貿易促進機構(ITA/ICE)の展示ブースを含み計16ブースの出展がありました。出展した企業は下記のとおりです。(アルファベット順)
ADELIO LATTUADA社
ANTONINI社
BOVONE社
CUGHER GLASS社
DELTAMAX AUTOMAZIONE社
FOREL 社
GLASS SERVICE社
HELIOS ITALQUARTZ社
ITALCARRELLI社
MAPPI INTERNATIONAL社
OCMI-OTG社
OPTIMA社
R.B.M ITALIA社
R.C.N. SOLUTIONS社
SKILL GLASS社
その他会場の様子
本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com






























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