【ガラス資材】断熱スペーサーを安定供給 冷房効果向上で採用も

ガラス・建装時報 2024年4月15日号に取り上げていただきました。
以下引用記事です。(メーカー名は一部カタカナ表記となります。)


TGM(東京都千代田区、弘中崇社長、03・6261・1260)は、デンマーク・ロールテック社(ステンレス・スチールスペーサー)、イタリア・アルプロ社(樹脂・ハイブリッドスペーサー)、イタリア・フェンジー社(熱可塑性樹脂スペーサー)といったトップクラスの世界シェアを持つサプライヤーのウオームエッジスペーサーを販売している。気候変動で夏の暑さが厳しくなっており、暖房効果を狙った北欧だけではなく、冷房効果を高めるために南欧や中東でも導入が進む。今後、国内では新築の住宅着工が減少していくと予想される中で、ウオームエッジスペーサーは住宅の付加価値向上に欠かせない、ガラスの高断熱化に寄与する。各種スペーサーは全国で在庫しているので安定供給が可能。

複層ガラスの高断熱化に寄与するウオームエッジスペーサーは、欧州主要各国で普及率が年々高まり、近年日本国内でも採用が進んでいる。中でも高いシェアを誇るのが、イタリア・アルプロ社のウオームエッジスペーサー。グラスファイバー、特殊樹脂、多層ガラスフィルムを使用した「マルチテックG」は最高レベルの断熱性を誇り、多数の色選択が可能。国内トップシェアを誇る「クロマテックウルトラF」は、樹脂、ステンレスを使用したハイブリッドタイプ。「サーミックスTXPRO」は、樹脂、ステンレスを採用し、内部に金属ワイヤを埋め込んで高い剛性を確保した。

デンマーク・ロールテック社のステンレス製スペーサー「クロマテック」は、アルミより高い断熱性を持ち、剛性が高くビル用の大型ガラスなど多用途に対応。他にも曲げ性を改善した「クロマテックプラス」などがあり、多様なニーズに高性能なウオームエッジで対応できる品ぞろえを誇る。安定した生産はもちろん、新商品の採用にも柔軟に対応する。

近年需要が高まっている熱可塑性樹脂スペーサーは、イタリア・フェンジー社の「ブチルバーTPS」をラインアップ。高断熱のブチルベースの材料をスペーサー状に吐出成形することで、リジッドスペーサー、1次シール材、乾燥剤が不要になる。イタリア・フォーレル社などの専用アプリケーターを調整することで、任意の高さ、幅に成形可能。各材料の在庫を持つ必要がなく、生産工程を自動化できるという大きなメリットがある。


<今回のメーカー>
以下画像をクリックしていただくとメーカーのウェブサイトにアクセスできます

イタリア・ALUPRO社
イタリア・FENZI社

本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ/資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

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