
NorthGlass社は、上海グランドオペラハウス(Shanghai Grand Opera House;上海大歌劇院)の建物とガラスとの完全な融合という最新の成果について発表しました。
上海・黄浦江のほとりに位置する後灘(Houtan)エリアの上海グランドオペラハウスは、単なる象徴的な文化的建造物ではありません。建築美学がシームレスに統合された傑作です。この建物の細部は細心の注意のもと製作されており、UHPC (Ultra-High Performance Concrete; 超高性能コンクリート)、木材、NorthGlass社製ガラスを組み合わせ、美的な魅力に満ちたモダニズムの建築スタイルを作り上げています。

このオペラハウスは、パブリックロビー、グランドオペラホール、中規模オペラホール、室内オペラホールで構成され、2025年にオープン予定です。パブリックロビーから外側に向かって螺旋を描くその外観は、優雅に展開する中国の扇子を彷彿とさせます。
扇子状のハンドル部と3つのオペラホールは、NorthGlass社の大型カーテンウォールガラスで飾られています。上海グランドオペラハウスは主に強化合わせ複層ガラスから構成されており、4層構造となっているのが特徴です。グランドオペラホールには高さ約13メートル、総面積約16,000m2の8層超大型合わせ複層ガラスが採用されています。

扇形は伝統的な中国文化の美しい象徴性を持っており、黄浦江に沿ってゆっくりと展開する目を引くデザインで、中国の雰囲気を表現しながらも国際的に通ずる美観を提供しています。
上海グランドオペラハウスは、有名なノルウェーの建築事務所Snøhetta社と華東建築設計研究所(ECADI;East China Architectural Design & Research Institute)との共同設計であり、カーテンウォールコンサルタントとして上海美思デザインスタジオ(Shanghai Mei Shi Design Studio)が、カーテンウォールシステムの設計には深セン三シン社(Shenzhen Sanxin)が協力しています。
※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています。
※情報出展元:2024年3月11日 「NorthGlass: Fusion of elegance at Shanghai Grand Opera House」
本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com
