【ガラス設備】革新的なFILTRAGLASSシステムがGLASHAERDERIET社の生産性向上に貢献

水の濾過分野において20年以上の実績を持つFILTRAGLASS社のシステムは、板ガラス業界を変革しています。世界で高い評価を得ているこのシステムは、自動車産業や光学産業でも幅広く採用されています。
今や同社の最先端ソリューションは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに拡大しており、最新のシステムはGLASHAERDERIET社に最近設置されました。

GLASHAERDERIET社はFILTRAGLASS社のシステムを導入した理由をいくつかあげています。まず、水処理ソリューションを導入したことで、同社は水の消費量を大幅に削減することができました。
そして、水交換によって機械の電源を切る必要がないことから、GLASHAERDERIET社は水質汚濁の発生を抑えながら生産率を向上させることができました。さらに重要なこととして、同社は加工機にきれいで良質な水を使用するで、部品、研磨ホイールを頻繁に交換する必要がなったことをあげています。
同様に、水を変えずに使用できるため、GLASHAERDERIET社はクーラントの消費量を削減できるようになりました。

影響力をもつブランド
今回、FILTRAGLASS社が選ばれた理由としては、世界的に高い評価を得ていること、長年の経験を持つブランドであることがあげられます。また、FILTRAGLASS社は当初から信頼性が高く、専門知識が豊富であることをすぐに実証してくれたため、GLASHAERDERIET社は適切な決断ができたと確信していると述べています。
最初の打ち合わせで、求めていることをすぐに理解してもらい、同社は、FILTRAGLASS社のプロとしての考え方と細部への配慮が常に重要であることに理解し、要望に合うシステムについてカスタマイズのアドバイスを受けました。
また、導入されたシステムによってGLASHAERDERIET社が環境保護に貢献できるようになったことも、さらなるプラスをもたらしました。

FILTRAGLASS社の装置導入後の分かりやすい変化として、GLASHAERDERIET社の水道代が削減されたことがあげられますが、同社はさらに2つの変化を付け加えています。それは、最終製品の品質が全体的に改善されたこと、ガラスが細かい傷のない透明な仕上がりになったことです。この鏡面仕上げは、提供する製品の品質と顧客からの評判にプラスに反映されています。さらに、メンテナンスのために生産ラインを止める必要がなくなったため、生産性も向上しました。加工機はノンストップで稼働し、同社はこれまでと同じ時間でより多くの最終製品を納入できるようになりました。

強い信頼関係
FILTRAGLASS社との長期にわたる関係について、GLASHAERDERIET社は当初から非常に前向きな関係を築いてきたと述べています。これは、設備購入前のアドバイスから始まっています。その後、設備据付は非常に円滑に行われ、技術サービスやアフターサービスも万全でした。FILTRAGLASS社のチームは、WhatsAppを含む様々な方法で問い合わせや問題が発生した場合、いつでも解決に向けてサポートを惜しまない体制を一貫して維持しています。
実際、同社がFILTRAGLASS社との取り組みを開始したときから、チームはシステムがスムーズに動作するようにモニタリングしており、必要に応じて常にサポートを提供してくれます。優れた関係性とアフターサービスは、同社が提供する他のすべてのサービスと同様に、もう1つの真の強みとなっています。

今後の展望
ガラス業界の将来について、GLASHAERDERIET社の経営陣は、大規模で実績のある企業による集中化が進むと予想していると述べています。これは、環境に配慮した取り組みに焦点を当てながら、一般的な運用コストや設備のメンテナンスを最適化するための幅広い考え方を大規模な企業が備えているからです。
すでに同社は、環境について考え、サステナビリティに対する顧客の要求を満たすことが、北欧諸国でより大きな意味を持つことを実感しています。ここでGLASHAERDERIET社は、従来の事業から環境への責任を企業に持ち込むことへの転換を決断することは、誰もが遅かれ早かれ行わなければならない多くの労力を伴う大きな決断であると述べています。
その目標のために、同社は、先行投資をしている企業が競争力を高め、市場でより強くなることを予想しています。
すでにEPD–LCA–ESGが注目されており、今後も注目されることでしょう。
ここで予測されるのは、より環境に優しい未来に思い切って踏み出したガラス業界の関係者が最大の利益を得る可能性が高いということです。

EPD–LCA–ESG
EPD

「Environment Product Declaration」の略で、製品環境宣言のことです。
数値で定量化した製品の環境情報を第三者が検証し、透明性の高いデータを文書化します。
国際規格であるISO14025に準拠する「タイプ III 環境ラベル」であり、製品のLCAにおける環境への影響に関する情報を検証することができる国際環境プログラムです。

LCA
「Life Cycle Assessment」の略で、製品に関わる資源の採掘から、製造、使用、廃棄・リサイクルに至る全ライフサイクルを対象として、各段階の資源やエネルギーの投入量と様々な排出物の量を定量的に把握し(インベントリ分析)、これらによるさまざまな環境影響や資源・エネルギーの枯渇への影響を客観的に可能な限り定量化し(影響評価)、これらの分析・評価に基づいて環境改善などに向けた意志決定を支援するための手法である。国際標準化機構でISO14040番台に規格が制定されています。

ESG
環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G: Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉です。
企業が長期的に成長するためには、経営においてESGの3つの観点が必要だという考え方が世界中で広まっています。


※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています
※情報出展元:Glass Technology International_2023_ November-Decemberに掲載


<今回のメーカー>
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スペイン・FILTRAGLASS

本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com




			

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