イノベーションの最前線に立つパートナーとして、顧客の声に耳を傾けることの重要性とは?
ガラス業界紙Glass Technology International (以降:GTI)のシニア編集者であるNick Fouché氏が、今年のVitrum展示会でSCHIATTI ANGELO社の共同経営者であるCinzia Schiatti氏に、同社が2023年に向けて取り組んでいる興味深い技術についてヒアリングを行い、同社が得た重要な成果が明らかになりました。

GTI社:Cinzia氏, 2023年のSCHIATTI ANGELO社の業績について、前年と比較してお聞かせください。
Cinzia Schiatti氏: 2022年は実りの多い年でした。私たちは世界的に大きな成功を収めましたが、この傾向は2023年以降もさらに向上しています。今年は、生産に関していくつかの進展がありました。設備的には、縦型研磨加工機と比較して、両面研磨加工がより重視されるようになりました。もちろん、この変化は、さらなる性能向上を確保するために、既存の両面研磨機を少なからず変革することを意味しています。

GTI社: 現在取り組んでいる製品についてコメントがあればお聞かせください。
Cinzia Schiatti氏:ここで重要なことは、SCHIATTI ANGELO社では常に 「現在進行中」 であるということです。
外部から見ると、私たちの設備は常に同じように見えると思うかもしれないが、技術的な側面を深く掘り下げてみると、そうではないことにすぐに気づかれると思います。最初は見過ごされてしまうかもしれないが、小さな改善は常に存在します。
そしてそれこそが、常に市場に遅れをとらない理由であり、同時に主要企業の一つであることの証左です。
また、今後も継続的に発展し続けるお客様のニーズに応えるために、毎年絶えずアップデートを行っています。例えば、現在私たちの両面研磨機のコーナーR加工に取り組んでいます。
現在はプロトタイプの段階です。しかし、開発は順調に進んでおり、早々に改善されると確信しています。それこそが私たちのお客様が求めていることであり、最終的には彼らこそが私たちの最大のイノベーションパートナーなのです。
GTI社:最後に、SCHIATTI ANGELO社 の製品が省エネという点で、今日のお客様をどのように支えていくのかお話しいただけますか?
Cinzia Schiatti氏:ここでは、できるだけエネルギー使用量を減らすことを常に追求しています。私たちの設備に似た設備を見ている人であれば、現在上市されているものと比較をして、SCHIATTI ANGELO社の設備はエネルギー消費が少ないことに気付くでしょう。
したがって、そのターゲットを重視し、私たちは常に非常に高い目標を目指してきました。もちろん、この大きな関心事は、誰もが知っているように、誰にとっても大きな問題であると認識されているエネルギーコストに、誰もが非常に注意を払っている時期と一致しています。そのため、設備の性能を損なうことなく、この分野でできる限りの節減を常に求めています。
※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています
※情報出展元:2023年9月-10月号 ※情報出展元:Glass Technology International_2023_September-Octoberに掲載
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