設置スペースを最適化し、革新的でユーザーフレンドリーなソリューションにより、SKILL GLASS社は板ガラス加工用のハイテクNC加工機を専門とするメーカーです。Skill PRO、E-D 101、Drill 1600FF、Drill 101FFなどの各機種は、機種タイプSkill Sfillがガラスを、糸面、荒摺り、磨きの全ての研磨加工をするのとは違い、卓越した生産性と精度を提供いたします。

SKILL GLASS社は、板ガラス加工用のハイテクNC加工機を設計・製造するリーディングカンパニーです。これらの設備は、専用のソフトウェアと最新の設計によって実現され、シンプルさとスピードの両方を兼ね備えています。
イタリアのSchio(Vicenza:イタリア北部のヴェネト州)に本社を置く同社は、技術革新に重点を置き、最高品質でユーザーフレンドリーなソリューションを提供しています。SKILL GLASS社の専門性は、ガラス業界における省スペース化を実現する縦型ガラス加工に活かされています。建築用ガラスや 加工用ガラスの製造に適した同社の設備は、縦型ガラス加工分野で際立った特徴と利点を備えています。企業の立上げは、Beniamino Dal Santo氏の30年以上にわたる豊富な経験に根ざしたもので、ガラス加工設備の設計・製作を手がけてきました。
今日、SKILL GLASS社ブランドは、単独設備で使用したり、様々なシステムに組み込んだりすることに適した、多様な幅広い設備を提供しています。これには、縦型CNCセンター、穴あけ加工、ミーリング加工、糸面加工、およびオーダーメイドのソリューションも含まれます。
その優れた製品のひとつが、NC制御の縦型9芯加工(Skill Sfill)と6軸ドリル・ミーリング加工(Drill 101FF)を組み合わせた機種タイプSkill Proです。この特殊な構成は、1つのシステムで複数の工程を可能にし、NC制御で精度を維持しながら生産性を最大限に高めます。このラインは、12,000 x 3,300mmという「エキストラジャンボサイズ」の板ガラス加工にも対応しています。SKILL GLASS社の多彩なソリューションにより、この大型ガラスも迅速かつ効率的に処理することができます。

2ヘッドを同時に使用することで、迅速な研削と研磨が可能です。
加工ガラス厚みは3~22mm
操作性に優れたプログラミング用ソフトウェア
ガラス寸法の自動読み取り
異形の糸面加工も可能
ハイパワー・スピンドル
迅速なツールチェンジャー
最大限の精度確保
優れた研磨品質
縦型CNCセンター
縦型CNCセンターE-D 101は、矩形や 異形形状の板ガラスのミーリング、穴あけ、研磨を得意としています。この汎用性の高い装置は、垂直ドリル加工とミーリング加工技術に垂直研削機能を組み合わせ、高速かつ高精度で多様な加工を可能にします。
2つの加工ヘッドが長辺を同時に加工するため、研削と研磨の時間を節約できます。ヘッドあたり10~12ポジションのツールマガジンが、加工ヘッド近くの縦列に配置され、迅速な自動ツール交換が可能です。
E-D 101は、合わせガラスや 加工済ガラスを含む板ガラスに最適な150mm径のダイヤモンドホイールで加工することができます。研磨は、150ミリ径のホイールと30ミリまたは50ミリ径の小型スピンドルを使用して、広範囲の表面を効果的に研磨します。対向ヘッドにより、迅速かつ正確な穴あけが可能で、個々のダイヤモンドホイールまたはドリルビットに装着された専用アクセサリーを使用した皿穴加工も可能です。
吸盤システムには大きな特徴があり、制限なく穴あけや ミーリングが可能なため、時間をかけずに連続運転ができます。これは、新しいガラスをセットする前に、加工完了したガラスを取り出すまで待つ必要がある吸着カップ方式の搬送方式に比べて大きな改善点です。

穴あけ加工とミーリング加工
機種タイプ Drill 1600FFは、厚さ3~20mmの矩形板ガラスに穴あけ、カウンターシンクを加工するために設計された、優れた5軸CNCドリル加工およびミーリング加工装置です。この革新的な装置は、X Y V Z Wの5軸と、対向するドリルヘッドとして機能する2つのエレクトロスピンドルを備え、非常に精密な両面ドリルシステムを実現しています。

一方、機種タイプ Drill 101FFは、6軸CNCドリルおよびミーリング装置であり、矩形および異形板ガラスの連続穴あけおよびミーリング用に設計されています。独自の吸着ベルトシステムにより、非常に高速なサイクルを実現し、吸盤による穴あけやミーリング加工を制限する他のシステムとは異なり、自由自在な穴あけ加工とミーリング加工が可能です。
この縦型穴あけ・ミーリングセンターは、数値管理による正確で安定した制御と、ダブルツールチェンジの利便性により、最適な速度と精度で加工を実行します。この装置でのミーリング加工は、迅速で分かりやすい手順で行われ、複数の工具を駆使して、精密なチップのミーリング加工と研削加工を短時間で行うことができます。また、50ミリまたは30ミリのグラインダーを使用することで、小さなチップの繊細な研磨も可能です。
研磨、糸面、研磨
機種タイプ Skill Sfillは、矩形および異形ガラスを糸面、研磨する技術を極めた縦型CNCセンターです。この装置は9つの軸と2つの電動スピンドルを並列に備え、2つのヘッドによる同時加工を可能にしています。直径150ミリのダイヤモンドホイールによるエッジングと研磨は、合わせガラスや 加工済みガラスを含む矩形ガラスと異形ガラスのいずれにも高い効果を発揮します。

注目すべき点は、Skill Sfillは、オペレーターの介入を要せず、様々なガラス高さ、幅、厚さの製品に対応し、高い精度で動作することです。NCが全工程を管理し、数回の往復とガラスへの研磨砥石の圧力を変化させることにより、最高品質の研磨を達成します。
※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています
※情報出展元:2023年9月15日 のhttps://www.glassonline.com/skill-pro-a-masterpiece-of-skill-glass-expertise/に掲載
<今回のメーカー>
以下画像をクリックしていただくとメーカーのウェブサイトにアクセスできます
本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

