【ガラス設備・ガラス資材】設備から副資材まで 複層製造ワンストップ提案

ガラス・建装時報 2023年9月15日号に取り上げていただきました。
以下引用記事です。(メーカー名は一部カタカナ表記となります。)


TGM(東京都千代田区、弘中崇社長、03・6261・1260)は、複層ガラス用の付帯設備、副資材を販売している。付帯設備では、イタリア・フォーレル社の複層ガラス製造用のオートベンダー、ブチルシール塗布装置、乾燥剤充塡(じゅうてん)機、ドイツ・DGT社のガス充塡装置などがあり、評価が高い。副資材では、各種スペーサー、1次・2次シール材などを国内に在庫しているので安定供給が可能。副資材は小口販売が可能で、欲しいときに欲しい量だけといったニーズを満たす。付帯設備から副資材まで、複層ガラス製造をワンストップで提案する。

フォーレル社のオートベンダーは、スペーサーをクランプする機構にサーボモーター制御を採用。スペーサーの曲げ動作時には、フォーレル社独自の「スマートアーム」機構がスペーサーを保持しながら追随することで、折り曲げるときにスペーサーが振動して動くのを防止する。あらゆるタイプのスペーサーを正確にスピーディーに加工し、良好な曲げ部を形成することが可能。最大12カ所のスペーサースロットを装備。異形フレームにも対応できる。

ブチルシール塗布装置は、サーボモーターでスペーサー側面へのブチルの塗布量を制御するのが特徴で、サーボモーターの採用によって、塗布量を0・1㌘単位で緻密に管理することが可能。ブチル塗布量の他、スペーサーサイズ、ベルト速度、ノズル開閉距離などが日本語対応タッチパネルで容易に設定できる。

乾燥剤充塡機は、スペーサーへの穴開け、乾燥剤充塡、ブチルシールによる封止を自動でする。フォーレル社の充塡機はスペーサーの背面に穴を開ける設計となっており、1次シールの塗布や複層ガラスの外見への影響が小さい。オプションとなるスペーサーフレームの自動投入・取り出し装置も設置可能で、専用のハンガーラックにセットするだけで自動で輸送し乾燥剤を充塡、取り出し側ハンガーラックに蓄積される。専任の作業者が不要となるなどの省人化が可能。

DGT社は、充塡速度が異なる複数のガス充塡装置をラインアップし、手動によるガス充塡の幅広いニーズに応える。中小規模の複層ガラス生産に適したモデルである「ピコスター」は毎分8㍑の充塡速度(アルゴンガス充塡時)で、独立した出力ポートが1ポート、2ポート、4ポートのモデルがある。充塡速度は低速だが、センサー制御によって信頼性が高い充塡が可能。

同社は複層ガラス用副資材も扱う。イタリア・プロフィールグラス社製のアルミスペーサー(ノーマルスペーサー、ベンダブルスペーサー)、同アルプロ社製の樹脂スペーサー(クロマティックウルトラスペーサー、マルチテックスペーサー、サーミックスススペーサー)、同フェンジー社製の1次シール材「BUTYLVER」、2次シール材「THIOVER」、乾燥剤「MOLVER」などを取り扱っており、付帯設備から副資材まで、複層ガラス製造をワンストップで提案する。


<今回のメーカー>
以下画像をクリックしていただくとメーカーのウェブサイトにアクセスできます

イタリア・FOREL社
ドイツ・DGT社
イタリア・FENZI社
イタリア・ALUPRO社
イタリア・Profilglass社

本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ/資材グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

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