ガラス・建装時報 2023年8月25日号に取り上げていただきました。
以下引用記事です。

TGM(東京都千代田区、弘中崇社長、03・6261・1260)は、イタリア・ミストレロ社製の倉庫システムとして、半自動コンパクトラックシステム、自動素板供給システム「テレスコピックローダー」などを販売している。顧客ニーズに応じてカスタマイズが可能で、半自動コンパクトラックシステムは、最大でAラックの約25%まで収納スペースを削減。素板保管スペースを最大限に有効活用できる。「テレスコピックローダー」は、自動で素板の採板から切断ラインへの供給が可能。
半自動コンパクトラックシステムは、さまざまなサイズの素板や端板を保管・取り出し可能なコンパクトなラックシステム。従来のAラックよりもコンパクトで省スペース化が可能。任意のラックを自動または半自動(手動レバーでロック解除するなど)で開閉し、簡単操作で素早く、安全に必要な品種を取り出すことができる(採板は手動)。
在庫の品種数、サイズ、設置可能スペースに応じてラックのサイズや数を自由にカスタマイズして収納スペースを削減できる。「Aラックよりもコンパクトに素板を収納したい」「素板の品種や数に合わせてラック数やラックサイズを選びたい」といったニーズに適する。
自動素板供給システム「テレスコピックローダー」は、自動で素板の採板から切断ライン(水平ライン)への供給が可能。伸縮アーム付きローダーがラックからガラスを1枚採板して搬送。ラックシステムと組み合わせることで、在庫スペースと切断スペースをコンパクトにし、工場スペースを有効活用できる。
ガラスを1枚ずつラックから搬送するが、切断ラインへの受け渡しに採板機、チルトテーブルが不要なので、省スペース化が可能。在庫スペースや生産時間の削減だけでなく、省人化・安全化にも貢献する。「ラックから切断ラインへの素板供給を自動化したい」「異なる素板品種を切断ラインへ投入することが多い」といったニーズに適する。イタリア・オプティマ社のガラス切断最適化システムと連動できる。
ミストレロ社は金属加工業として1805年創業。1990年代からガラス加工業界に製品を展開し始め、現在では毎年2500台以上のオーダーメードラックシステムを製造販売する老舗メーカー。顧客のニーズに応じて最適なラック数、レイアウトなどをカスタマイズできる。
同社はこの他、イタリア・ボッテロ社のシャトルシステム、ガントリーシステムなど、さまざまな自動倉庫システムを取り扱う。特にここ数年は、在庫する素板品種の増加、省人化・省力化へのニーズの高まりから、ガラス倉庫システムの導入が進んでおり、自動倉庫システムの国内での実績を伸ばしている。

<今回のメーカー>
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本記事に関する問い合わせ先
株式会社TGM 営業部 設備グループ
TEL: 03-6261-1260 MAIL: general@tgm-japan.com

