【海外情報】FENZI グループ:2023年春のガラスグループミーティング(会場:FOREL社 本社工場)

FENZI グループは、5月25日から26日にかけてVallio di Roncade市にあるFOREL社のイタリア本社で開催された春のガラスグループ会議でTPS技術に焦点を当てて議論しました。

この2日間は、イタリアのガラス業界が開発した最新の技術革新、そしてガラス業界全体の将来的な事業機会について議論と分析がFOREL社の本社工場で開催されました。 参加者の中には、イタリアの板ガラス・サプライチェーンの中枢的存在のFENZIグループも含まれており、このネットワークは、競争力のあるノウハウやガラス加工経験を共有できる優れた企業同士を結びつけ、業界内の技術革新を促進しています。さらに、TPS技術によって高性能複層ガラスユニットの生産をいかに効率化できるかを実演しながら、最高品質の製品開発を進めています。

FOREL社の技術を使ったButylver TPSの自動塗布ラボにより、参加したイタリアのガラス業界の主要企業は、Butylver TPSが複層ガラスメーカーに提供する利点を理解することができました。

革新的なFENZI Butylver TPSサーモプラスチック製ウォームエッジスペーサーにより、耐久性に優れた超高性能複層ガラスユニットを製造することが可能になりました。FENZI社のサーモプラスチック技術は、優れた断熱性、最適な材料使用量、製造コストを実現し、製品に大きな付加価値をもたらします。

ガラス面への高速かつ密着性により、Butylver TPSはガスの損失と水蒸気の侵入を遮断しながら、極めて低い熱伝導を保証することができます。Butylver TPSはまた、複層ユニットのエッジの耐久性を高め、物理的ストレスに対する耐性を最大化することにも貢献します。

スペーサー、乾燥剤、一次シール剤という3つの異なる部材を1つの製品に統合することで、Butylver TPSは生産工程の簡素化と倉庫管理コストの削減という大きな飛躍をもたらします。

Butylver TPSは、その優れた成形性と加工精度の高さにより、トリプルガラスや複層ガラスでも最高の性能を発揮するようFENZI社の研究所によって開発されました。

「日々、私たちはお客様と共に、ガラス業界で働く人々をサポートし、様々な種類の生産を改善するための最も革新的なソリューションを探求しています」と、FENZIグループイタリア本社のマネージング・ディレクターであるMatteo Padovan氏は述べました。「この2日間の交流は、FENZIグループが長期にわたって築いてきたガラスメーカーやイタリアのサプライチェーンにおける主要企業とのパートナーシップをより強固にし、Made in Italyの中でも最も認知度が高く、高い評価を受けているイタリアのガラス業界全体の発展に積極的に貢献する上で極めて重要なものでした」と、ガラスグループとFOREL社に感謝の意を表しました。

YouTube : FOREL チャンネル “High Tech” IG Line – Thermoplastic Spacer Applicator から引用


※本記事は、glassonline.comを運営するA151 SRL社に特別な許諾を得て掲載しています
※情報出展元:2023年6月20日 のhttps://www.glassonline.com/fenzi-group-at-spring-2023-glass-group-meeting/に掲載


<今回のメーカー>
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イタリア・FENZI社
イタリア・FOREL社

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